アートとアートを愛する者を愛する国イギリス
こんにちは。
課題も提出してしまい、independent workに突入しているためまぁまぁ暇になってきたmiyukiです。
本日は私がイギリスでアート関連を勉強するにあたり猛烈に恩恵を受けていることをご紹介いたします。
今後イギリス留学して芸術関連、または余暇に芸術に触れたい、とお考えの方にオススメしておきます。
イギリスは美術館、博物館等基本無料なので、留学生のお財布にも優しいのですが、有料特別展や有料の美術館なども存在するのでその場合にはやはり課金が必要です(ゲーム脳)。
しかし学生割引に手厚い国イギリス、色々なベネフィットがあるのでそれらをうまく活用して節約することをオススメします。
Student Art Fund Pass
こちらはArt Fundが発行する年間パスで5ポンド。
有料の特別展や美術館がフリーエントリーになったり割引されたりするのでお得です。
先日訪れたChiswick Houseはメンバーカード提示で無料になりました。
年間で5ポンド払えばまぁまぁメジャーな特別展とか半額になったりするので本当にお得。パスを使わず学割で入るよりもお得な場合が多いです。
もっとお得にたくさん美術館に行く方はNational Art Passの方が良いかも?
主要240美術館、ヘリテイジなど無料、または半額になる。
ただこちらは年間金額が高い(Student Art Fund Passに比べれば、と年齢などにもより金額は異なるので詳しくはWebで)。
私はStudent Art Fund Passで充分です。
Webページから申し込みが出来、そのうちメンバーズカードが送られてきます。
この学生パスの場合は学生証の提示を求められますのでお忘れなきよう。
RA -Free Student Ticket offer-
https://www.royalacademy.org.uk/page/free-student-ticket-offer
ロイヤルアカデミーでのエキシビジョンは有料でしかも貧乏学生には非常に高い、と感じる料金です。それが上記のページでメルマガ登録しておくと学生向けに無料で入れる日のオファーメールを送ってくれます。
基本日時は指定されていますが、何日かの中から選べるので授業がない日などに行くことが可能です。
どの特別展も確実にフリーオファーが来るので、観たいエキシビジョンでもジッと我慢してると無料で入れる日がやってきます。
近年RAはとてもいいエキシビジョンをやっているので興味のある方は是非登録しておいたら良いと思います。
UNIQLO TATE LATES
https://www.tate.org.uk/whats-on/tate-modern/late/uniqlo-tate-lates
その名の通りユニクロがTate Modernのパートナーシップとなって行われるイベントで、毎月最終金曜日夜に様々なイベントがTate Modernで開かれます。
4・29のも行ってきましたが中々楽しかったです。
Tate Modernは一時期に多いと3、4種類の有料特別展をやっていますが、この日はFranz West展が無料でした。(ただし早めに行ってチケットを発行してもらう必要がありますので手ぶらで入場はできません。)
他の特別展も割引で入れたりするので時期が近づいてきたら内容を確認すると良いかと思います。
Museum archives and library
大抵の美術館はアーカイブや図書館があり、その美術館に関連するアーティストや過去に開催した特別展資料など自由に資料を閲覧することができます。
芸術系の学生は自分の大学の図書館のみだと資料不足な場合が多々あります(うちの団学は特に、、、)。その為外部の図書館を使用したりしますが登録するだけで所蔵の本や資料を閲覧することが可能です。
私がよく利用するのはV&AとTate Britainの図書館です。
どちらも無料ですが登録申請の必要があります。
どこの美術館も同様ですが図書館内に荷物の持ち込みやペン、飲食物などは厳しく制限されます。ペンなどの持ち込みが禁止されているので、ラップトップを持ち込んで文字起こしをするか写メなどをするしかありません。
コピーは蔵書によっては可能ですが、本を痛めたりする可能性があるので認められない場合がほとんどです。(貴重な資料が多いので制約がいろいろあります)
色々な美術館の図書館に行ってみるだけでも結構な収穫がありますので興味がある方は是非調べて行ってみてほしいです。(登録しないと入れない所も多いのでお気をつけあれ)
Become Friend or Member
どの美術館も年間サポーターを募集しています。
Become Friendで年会費を払えばその美術館で開催される有料特別展などが無料で何回でも予約なく(特別展はエントリー時間が細かく区切られ基本予約制)見ることができます。ショップでの買い物の割引、特別イベントへの招待など特典は美術館により様々です。
お気に入りの美術館、ギャラリーがある人は割とフレンドになっていたりして足繁く通っていたりします。年間で4、5回の特別展を見れば元は取れそうな金額がほとんどかと思います。
私もTateのメンバーにならねバァ、と思いながらもう2年過ぎてしまいます、、、
Art Fund Passがあればまぁまぁカバー出来てるので私はそれでも満足、、、しています。
イギリスで美術館無料が当たり前になってしまうと他の国の美術館に行くとたかっ、高い!!!と驚愕しますがそれが通常と考えるとイギリスは何て芸術を愛する者に対しての愛がある国なのかと思いますね(いや他の国がないわけじゃないけど、そしてそれはボランティアのおかげでもあるのかもしれない)。
また、学割が年齢の上限がない所も大人の留学生からするとありがたい、、、、
他EU諸国は大抵25、6までしか学生割引を認めていませんが、イギリスは大学の学生証さえ持っていれば30でも60でもとにかく学生料金が活用出来ます。それは美術館だけにとどまらず交通などでも適用されます。
学生に優しい国だわぁ、と思ったりしますが学費がアホ高いのでトントンですね。。。。
どなたかの参考になれば幸いです。
ではまた。