Dissertation Symposium
メインキャンパス入り口付近、まっすぐ建物に入っていくと左手にカフェ、
右手にキャンティーンがあります。
こんにちは〜。
日本はすっかり暖かいようですが(暑い?)、グラスゴーは絶好調にまだ冬でーす😂
まだ10度を下回る日々が続きいています。
今年は例年より寒いみたいですが、これで猛暑とかになったら笑えない、、、
でもスコットランドではそこまで暑くはならないかもなー。
ロックダウンも緩和されお店が開き始め、今日からスコットランドからイギリス国内の旅行が解禁され、段階的に日々の生活が元の生活に戻りつつあります。
このまま、また感染者拡大にならず、コロナとうまく付き合っていきながら生活がもう少し自由になって言ったら良いなーと思います。
今週Dissertation Symposiumがありました。
これは自分たちの修士論文の研究内容を発表するもので、要するに論文計画の延長でそれを同じ学部の人たちの前で発表する会みたいな感じです。
論文提出自体はもっと先なので、まあ要するに
「こんな論文になる予定やでー」と大まかに説明する場です。
正式な論文計画書も既に提出しているので、もう我々は全く違う主題、内容などで書くことは許されません。計画書に則って論文発表をしなくてはなりません。
私たちは美術史の学部であるため、美術史関連のコースは皆基本参加(美術史の中でも結構コースがあるので全体とすると人数がかなりいる)。
更に博士課程の生徒も参加する為、修士課程と合わせてまぁまぁな人数が参加します。
それに関わる先生方も含め、大きな発表の場である為、修論を提出するに当たり、これをすっ飛ばすという選択肢はありません。絶対に参加しなくてはいけないので、参加しないと修論の評価はしてもらえない可能性もあります(しかし私のスロットで博士課程の人が現れなかったけど、、、、。)
5/4-6までの3日間、スーパーバイザーの仕切りでタイムスロットに分かれて朝から晩まで学生が研究の発表していきます。
1人の持ち時間が20分で、15分プレゼン、5分の質疑応答です。
近頃15分のプレゼンに慣れてしまって、逆に時間オーバー気味でどう削ろうか?って考える程になったので、大学院に進んでからプレゼンに前向きに取り組んでよかったなーと思っています(しゃべりは相変わらず抑揚がないが、、、、日本語英語の発音だし、、、、)
自分のスロットには出席はもちろん必須ですが、それ以外は興味があれば、って感じのため、自分の発表が終われば何も見ない人たちもいると思います。
私はコースメイトだったり、面白そうな題材の人のを見たりしました。
あ、これも当然オンライン発表会です。
そして大嫌いなパワポ+プレレコ提出です。
パワポに録音機能付いたの知ってました?私前期のパワポプレレコ提出必須で初めて知ったんですけど、自分の録音の声、皆と一緒に聴くの軽く地獄っす。
正直周りの研究レベルが高くて、私、全然研究進んでなくない?そしてこんなお粗末な感じでえーんか?ってちょっと落ち込んだんですけど、評価は思いの外良かったと言うことで、まぁ、結果的オーライか(良いのかそれで?)
このSymposiumの発表もDissertationの評価の10%を占めている為軽んじることはできません。
いつものフィードバックはだいぶ時間がかかるのですが、シンポジウムは昨日既にフィードバックが返ってきました。
ありがたいなと思うのは発音とか良くなくてもそこは評価の対象にはならないことですかね。
内容とか、話してる事に筋が通ってれば良いのかと。
後如何に研究を進めているか、が分かることが大事なのかもです。
私Essayの評価は全然良くないんですよね、何せ文法に難ありなので、大体「何言ってるかわからんとこがあった」と言われるので、頭がまだ日本語なんだと思います。日本語を英語に訳していくと、たまに意味が通らない時があるんで、それを本当は英語で考えて、英文解釈で進めなくてはいけないと思うんですが、私の場合、英文では書いているのですが、脳味噌の中が日本語で考えてるんですよね、それで曖昧で分かりにくい表現になることが多々ある、と言う自覚はあるのですが、、、、
中々出来んもんですわ!!
出来る人は尊敬・・・・。
そんな私ですが何故かプレゼンは割りかし良い評価を貰うことが多いです。
喋りはもたもたしているしお世辞にも聞き易くはないし、プレゼンテキストも日本語脳で考えたテキストなのでおかしいっちゃおかしいんだろうけど。
それでも評価が高いのは分析するに私は
PowerPointの資料の魅せ方のがうまい。
と言うことに尽きると思います(自分で言うなって感じですが笑)。
ビジュアルに訴えかけると多少しゃべりに難ありでも理解できますよね、それと補足などもつけているので分かりやすいというかね。
印象的な画像を使ってインパクトのある背景色やフォントでガンガン作っているので、すごく印象に残るのではないか、と思いました。
これは社会人の時のプレゼン資料作りの経験が生きてるのかと思います。
仕事でプレゼン資料とかよく作ってたクライアントに説明とかしていたので要領が分かってるというか。
お!と思うインパクトの高い構成っていうのは重要だと思います。(クライアントに興味を持ってもらうっていうのは大事ですからねっ)
先生方は沢山の資料に目を通すので(クライアントも競合他社の資料は沢山見るし基本同じかなって)、印象に残るか残らないかはGradeにも影響があるのではないかと思います(印象的で覚えやすい方が点数付ける時もやりやすいっていうか、想像ですけど。)
このSymposium が始まる前、発表内容が心配だったのでスーパーバイザーにドラフト見てもらえないだろうか?と頼んだら、いいよー、と言うのでドラフトを送ったんですよね。
その時に「Powerpointめっちゃいいよ、すっごい素敵な出来、そのまま進めて」って言われて、あ、私、パワポ先生方に印象付ける事が出来てるんだ、って実感したんです(喋る内容はもっとまとめて削れるとこ削って分かりやすく、とは言われたが笑)。
しゃべりがダメな分、ビジュアルに訴えかけねば、と思って毎回頑張って作ってたんですが、それは頑張った甲斐があったようです。
私が気をつけてるのは以下の3つです。
- 画像は多めに大きく使う
- 文字は少なめ、タイトルと補足、たまに引用
- 背景色など色味をスライド毎に変える
プレゼンはあくまでも喋って説明して、パワポは補助的な役割なので、文字がたくさん羅列されてると読まなきゃって感じにもなるし、だるい、ってもなるし、そもそも面白くない。
プレゼン資料は基本目で楽しみたい、がベースコンセプトになるべきかな、と思います。
印象的な画像をバンバン付けて、文字は補足ぐらいが良いのかなーと思いました。
ずっと真っ白な画面もつまらないし、全体的に色バランスは整えるべきですが、スライドごとに変えたりして見た目を変化させ興味持たせるってのも長いプレゼン中飽きない工夫として大事かも。
そんな訳でEssayは落ち込むことが多いけど、プレゼンではちょっとだけ資料作りに自信が持てた大学院のAssessmentでございました。
これが終わるとー、もういよいよ修論以外何も、ナイ笑。
私は文法が💩なので提出する前にプロにProof readingを依頼し文法ミスは極力クリアしておきたいので、締め切りより早く、仕上げなくては、と現在計画を練っている所です。
論文締め切りは8月19日です。
まだ日程全然あるジャーン、てお思いでしょうが、私のような人間が15,000文字の論文をチャチャって書ける訳はないので、計画をきちっと立て(出来るのか?)、スーパーバイザーに相談しながら早めに進めていきたいです。
この四年間、私の英文は全く進化していない気がする、、、、、
い、いや、多少、多少は、、、、進化、、、、
していたら良いなぁ。
いやー、ほんと、学部と違って大学院ってあっという間に終わっちゃいますねっ
学部だったらもうイースター明けは長い夏休み前で浮き足立ってる頃ですが、大学院はこれから修論提出に向かって地獄の毎日の始まり笑。
修論提出したら速攻日本に帰るか、それとも暫くこちらで何かやるか、まだ何にも考えていませんが、それも考えつつ、日々過ごして行きたいと思います。
ではまた。