だいぶ大人のイギリス留学日記

University of Glasgow MSc 進学した人の適当日記です。

父の日でしたね

過ぎてますけどw

 

母の日に比べると地味な気がしますが、イギリスでは結構DaddyDaddy言うておおっぴらに祝ってもらったりパーリィしたりしますけど、日本は意外とそうでもないですよね。

 

そもそも祝うと言うより多分感謝を伝える日だとは、両日とも思うんですが。

 

と言いつつ、私はだいぶ前に父は亡くなっているので、生前ですら父の日だからと何かをあげたことはありませんでした。

海外旅行が好きなので、どこかに行った時、母に言われて仕方なく父のネクタイを買って帰ったくらいです、それも、2、3回くらい。

仕方なく、ですよ、ひどい娘ですよねぇ。

 

父はその数本のネクタイをまあ何回も締めて会社に行っては自慢していたと、父の葬式で同僚の方に聞いたときはもっとちゃんとしておけば良かったと後悔したものです。

 

イギリスの男の人は子煩悩で子供の世話を良くするイメージがありますが(人によると思いますけど)、距離が近いし親子で何でも話せる関係性なんだな、とコースメイトの話を聴いていても思います。

私の父は忙しい人で、幼い頃から家にはあまりいませんでした。

幼い頃はあまりにも会わないので、父だと自覚できなかったし、甘えたり、わがまま聞いてもらえる様な関係性ではなかったと思います。

私たちのために働いていてくれたのに、子供とは残酷なものです。

そして、日本の男は不器用なんだろうと思います。

口に出して愛してる、大事だとは言われることはありませんでした。

 

今生きていたら酒でも飲んで何でも話せたでしょう、大人になって初めてお金を稼ぐ、家族を養うことの大変さを知るのです、父が頑張っていたこともわかるのです。

今なら沢山感謝の言葉を言えたでしょう、あまりにもバカで幼かったんだと思います。

 

今月は父の日、父の誕生日、父の命日と3本立てです。

年で一番父の事を考える月だし、何故か夢に見たりするので、忘れないでと言われてる様でハッとします。

 

生きているうちしか気持ちを伝えることは出来ませんので、愛や感謝は口にして伝えた方が私の様に後悔しないと思います。

 

皆さま、お母さん同様、お父さんも大切に。