だいぶ大人のイギリス留学日記

University of Glasgow MSc 進学した人の適当日記です。

卒業とは

 

パンプレット色々
エキシビジョンで貰える冊子等を見ながら自分達のプロジェクトを考える

 

今日も外でも中でもアホな学生が奇声を上げていますが今更気にしません。

この国にはカラオケボックスがないからいけないんだ、、、、きっと。

 

イギリスでもコロナウィルスがじわじわと症例を増やしてますが(現在9症例?)日本ほどじゃないのかもしれません。

大学でもWHOの注意喚起のポスターガンガン貼ってるけど何処吹く風、、、、。

そしてアジア人差別が各国で始まってるようですが、イギリスはスーパースプレッダーがイギリス人だったからなぁ、、、、ちょっと差別しにくいよなぁ、、、、なんか理由つけてアジア人差別したい人も積極的には出来ないよなぁ、、、、笑う。

 

卒論も終わり、ポートフォリオとグループプロジェクトも終わりましたが、まだ半分終わっただけです(遠い目)

あとエッセイ2本、リサーチステートメント1本、ファイナルプロジェクトが残っています、、、、本当に4月中に全て終わるのでしょうか、、、、不安です(やるしかない)。

授業自体は4月の頭に終わってしまうので、提出物とプロジェクトは自力でガンバだヨォ、みたいな感じですね。

私のコースは最終的に自分たちでエキシビジョンを一つ作り上げなくてはなりません。

私はこのコース最大の山場だと感じていますし楽しみではあるんですが、グループプロジェクトというのは自分一人ではできないため(当たり前だが)、色々困難が待ち受けています。

今週頭に提出したグループプロジェクトもまぁまぁ腹立つことや疲れる事が多かった。

しかしそれは仕方がないのだ、、、どう落とし所を作るかが問題なのだが、それも中々に難しい。

主張が強い人が本当に多いこの国、、、、間を取るとか人の意見も取り入れる、とか、絶対絶対しないよね、、、、疲れるぜ。

社会人になればまだ一歩引いたり、中間を取ろうじゃないか、とか言ってくれる人が、、、、いて、くれるよね?(疑問、、、、)

そして主張が強い人に限って働かない、本当にこの法則なんなんすかね?ビビる。

今からファイナルプロジェクトも頭が痛いです、、、、

しかし私は総合成績で2:1を取らねばならぬので頑張るしかないのです。

 

グループワークとは一体感が大事だが、グループの半分の子達は一体感がなかった、、、そしてサポートアンドヘルプもする気はサラサラなかったようだ。

個々に必要なものは提出したが、作成しなければいけない物を作り上げる過程に参加とか会議とか買い出しとか諸々全く参加しない、手伝わない、という。

それで同じ点数なのは腹立たしさがあるな、、、、本当に。

出来上がった物を見て

「Well done guys❤️」とか言われてもFxxk off 😇みたいな気分にしかならない(大人気ない)。

中途半端に関わって煩わしい事はやらない、ってのが一番まぁまぁどっかいけ😇みたいな気持ちになる。

その反面全く参加しない子は腹も立たないが一体どうしてしまったのか、と思う。

 

昨年からずっとモジュールに参加しなくなってしまったコースメイトがいるのだが、当然今回のグループプロジェクトにも全く顔も出さなかった。このプロジェクトは昨年秋から続く長いプロジェクトだった。

どんなにメッセージ送っても、チューターが連絡しても返事はなかった。

2年が終わるところまでは全然普通だったし、3年になってからも普通に来てたのに、ある日突然崩れてしまった。

推測するにバイトのせいだ。

彼女はゲイだが、何故かバイト先で知り合った人と付き合いだした、それは良いとして、男子だったんだが。

 

この時点で私の中では「?????」ハテナが飛び交い、そうか、バイか、、、、と、納得はしてみたものの、そんなこと言ってなかったよな、、、、

そして「おい、付き合ってた彼女どうした?」と瞬時に思った。

ラブラブな画像をインスタにあげていたのに、次の瞬間むさ苦しい男との2ショに代わり、もう「どうした??」感満載だった。

 

いやまぁ嗜好は変わるものだ、それもまぁ良いだろう、心意的や性的嫌悪でないならばあるだろう、いやあるある(多分)。

しかし職場が楽しいのか彼と一緒にいるのが楽しいのか全く大学に来なくなってしまった。

昨年そのむさ苦しい髭面の男と仲良く手を繋いで歩いてるところにバッタリ遭遇してしまったのだが、その頃にはすでに学校にはあんまり来てなかった。

「来週は来る?」って、聞いたらその時は行く、と言っていたのだが、、、、結局来なかった。

そしてプロジェクトがどんどん進んでいく中チューターがチュートリアルにも、グループディスカッションにも参加しないのを心配してそろそろ出てこいと催促をしたら、「もう今更参加できない、今更参加して迷惑かけたくない」と返事が来たそうだ。

でもその時点では、そこまで話も進展しておらず(プランを立ててる段階)、今からなら全然やる気があるなら来たら、と言っていたのだが、結局来なかった。

 

自主性を重んじるお国柄なので強制してまで、と言うことはしない、促すだけだ。

もう大人なんだし、自分で判断して自分で決めないとねぇ、という感じですよ、はい。

その為徐々にコースメイトも彼女が来ない事に対して何か言う事がなくなっていった。

それにしても、3年になって、あと少しというところでドロップアウトなんて何考えてるんだ???と皆が本当に信じられない、と言った心境にはなった。

 

 

その昔語学学校に通ってる頃「授業つまんない、英語つまんない、イギリスも興味ない」って言ってずっと部屋に引きこもってゲームばかりしてた日本人の男の子がいたけど、あの子今頃どうなってんだろうか、時間とお金をガンガン無駄にしてたけど、親に言われて仕方なく来るとそういう風になってしまうのね、、、と思っていたけど、彼女の場合は自分の意思でこの大学とコースを選び学んでいた訳でだから、それとは違うんだけど、転がり落ちるように授業に出なくなるっていう意味では似てる気がした。

 

私はたとえ授業がつまらないとか仲間とうまくいかないとかあったとしても意地でも大学に来て卒業したと思う。

気軽にドロップアウト出来るほど安い授業料と滞在費ではありませんから、留学生の場合は特に。気合いと根性でどうにか乗り越えるしか選択肢はないと(私は)思っている。

それはイギリス人の友達にしても同じ考えのようで「今までの授業料ドブに捨てるようなもんだ、何考えてるんだか」と吐き捨てた子もいる。親に出してもらってるのに申し訳ないとは思わんのだろうか、、、、

私は自腹掻っ捌いてゲロ吐きながら貯めたお金で来ているのでそれだって絶対に無駄にはしたくない。

 

恋とは、人生を狂わせるものなんですね(棒読み)。

あとで振り返って「若かったわ、、、、」とか言っちゃうんだろうか、、、知らんけど。

 

何度か書いていますが私たちのコースは私たちの代でコース自体が消滅してしまうので、留年は絶対出来ないんですよね。

まぁ先生に頼み込んで来年なにがしかアレンジしてもらうことは可能だろうけど、最終学年でやらなきゃいけない事をどこか違うコースでアレンジしてもらうのは可能なのだろうか、とは思う。

ちょっと似てるコースに頼み込んで入れてもらうか、って感じだろうか、、、

 

卒論は提出したとインスタで上げていたが(全くコンタクトが取れないのでインスタしか知る術がない)、この前メインチューターと皆で話した時「どのモジュールにも出てない、グループワークにも参加しない、連絡しても返事がない中で卒論だけ出しても卒業は出来ない、いくら出欠が点数には関係なくても全て出ないなんてのは論外。そして卒論は卒論までのプロセスやコースメイトとの積み重ねが大事な訳で、他のモジュールの課題もやっていないなら当然卒業は認められない」と言っていた。

 

1年の時に2人ドロップアウトしてるんだけど、まだその子たちの方が傷は浅い、、、コースが合わないからといって辞めていった子もいるので、早い方向転換は有効だ。

 

私はイギリスの大学で学び卒業するという目標をまぁまぁ長い年月を掛けて叶える為努力し、叶える途中なんですよねー、絶対叶えるつもりなんですよねー。

だから正直彼女がどんな気持ちなのかは分からない。

人により人生はいろいろだし私も紆余曲折ありここまで来たわけなのであれなんですけど、、、、

 

卒業はしといた方が良かったんじゃないかなぁ、とは思う。

ともあれ、彼女の行く末に幸あれ、としか言いようがない。

 

我々のコースは色々ケチがついてしまったコースだが、それでやさぐれても仕方がない、最大限大学を利用し活用し美味しい所をむしり取るくらいの気持ちでいないとやっていけないのですよ、きっと、この、イギリスの大学というところは。

 

いやはや、私も3年という月日をかけて貪欲にむしり取る事に慣れてしまったぜ、、、、。

 

精神力は無限に鍛えられるぜっ👍

 

(全く留学に夢を与えられないブログで恐縮です、、、、)