だいぶ大人のイギリス留学日記

University of Glasgow MSc 進学した人の適当日記です。

自主性とは

日本的に言うと「2学期」が始まってから2週目に突入した。

昨年と引き続き同様のモジュールをこなし、ひとつのモジュールはポートフォリオ提出期限まで先週の授業を最後に自由学習(つまり授業がない)となった。

 

これを受けて他のコースメイトである。

その授業は木曜日だったんだが、それが事実上授業がないとなると我々のコースは週2しか授業がないと言う事になる。

月曜、火曜のみ。

 

「解せない」

 

コースメイトが言った。

授業料払ってる割には授業数が少ない、その上何にもかもがぼんやりしている。

もっと授業増やしてくれんものか?とチューターに確認していたが、結局のところ、やりたいことがあれば自主的にワークショップや個人授業(有料)に申し込め、とのことなのであった。

 

この国得意の「自主性」である。

 

「こんなに授業料払ってるのに更に払えと?」

 

皆全く納得が言っていない。

 

我々留学生より授業料の安い国内学生でもイラっとするのだから、さぞかし私もイラっとしてるだろうとお思いでしょうが、私は「ラッキー♪」位しか思ってなかったりする。

正直レクチャーの前には読まなきゃいけないアーティクルや文献もあり、それも結構大変、そしてアセスメントの際は3、4のエッセイ、プレゼンが発生し、今期はエッセイが2000文字に増える。それもリサーチや文献探し等もあるし英文を大量に(当社比)読むストレスと言ったら半端ない。

 

それに私は英語とドイツ語も取っているし、皆が週2しか授業ねーよイラァ・・・・としてる所私は他の語学の授業とかでも宿題や課題に追われている為、あまりヒマ、やる事ねえ、金返せ、とは思っていない。

 

イギリス人は何故母国語だからかしらんが他言語を勉強しようとしないのだろうか。

前期ドイツ語を勉強していた時も、1人もイギリス人はいなかった。

他の語学コースにはいるのかもしれないけど、無料なのに、皆受けねーのか、、、と不思議におもう。

そりゃあ天下のイギリス英語ですから?どこの国に行っても英語通じるし生きてイケるとか思ってるんでしょうなあ、、、

 

日本じゃそうはいかないぜ?

 

まだまだ街中で英語で話しかけても逃げてしまう人たちばかりよ?

英語通じねーのかよ!!と怒る前にあいさつぐらい覚えて行こうぜ?みたいな事なんだよねぇ。

 

いいよねー、母国語英語の人って呑気で考えなしで^^

 

「語学とかやってみたら?」と私は提案してみたが、全く気ノリがしない様子。

他言語を勉強して習得する難しさ、大変さを知りやがれよ^^

って思うけど、大変なのわかるからやりたくないんだろうけどなー。

 

「自主性」っていう言葉も良くも悪くも適当だなって思うようになったよね、この国に来てから。

自分次第でって言うのは確かに大切だけど、若い彼らにこれからどうしていけばいいか、と言う指針を指し示してあげるのも大人の役割なのではないかと思うんだけどね。

実際どうしたらいいかわからない子も多いお年頃な訳で。

 

私は汚れ切った大人なので、吸い取れるものはなんでも吸い取るぜ!!位の気持ちで語学も勉強しているし、無料のone to one も予約したりしている。

勿論本コースには何ら関係もなく、卒業に関わることはないけれど、自主性を持って語学の新たなるスキルアップを目指している訳である。人生何が起こるかわからない、出来る事はなんでもやろうじゃないか!と思ったのも年齢を重ねてから思う事なのかもしれない。

 

多分彼らも数年経ったら「やっておけばよかったなー」と思う事もあるでしょう。

でもそれが若いって事なのかもしれないね、時が経たないと実感したりわからない事もあるからね、、、、(自分も若い頃はテキトーだったし)

 

今期も中々愉快です(真顔)

 

さておき。

先週誕生日を迎え、友達に韓国料理屋で祝ってもらいました。

いつものメンツです。

年齢を重ねても祝ってもらえるのは嬉しいものですね、いつも一緒に遊んでくれる皆には感謝しかないです。今年の6月には2人大学院を修了して帰国してしまう、、、寂しい、、、

留学は出会いと別れの繰り返しですね。

悔いなく人と接しなくては。

はじまってしまったぁあああ

春学期が。

まだ二日だけど。

既にだるい(出た)

 

今日は水曜で全休、英語クラスは来週から。

風邪をひいてしまってほんとに調子が悪かったので、今日全休日でよかった。

夜中に何度も目覚め(時差ぼけもあるだろうけど)、のどの痛みと戦い、食べては薬を飲み寝、食べては薬を飲み寝、の繰り返しでした。

段々よくなってきた、睡眠休養はほんと大事ですね。

昨日家から一歩も出なくて良いように食料だけはヨボヨボしながらスーパーに買いに行ったもんねー、備蓄大事。

 

今期は何やら面倒な予感しかしない、、、ポートフォリオがもう一つ増えた。

ポートフォリオには3000文字前後が必要(どちらも)

ひとつのデッドラインは2月1日。

もう一つはイースター明け。

 

そして当然エッセイ、文字数が増える今期は2000文字に。

 

だるい。(二度目)

 

前期でとある先生にエッセイで何言ってるかわからんとこあるからグラマーとか勉強しなおして、って言われ、今期グラマーとボキャブラリーのクラスに入ろうと考えるも、通常の英語クラス既に申し込んでいるし、これとドイツ語でしょ、、、そしてグラマークラス、、、、

ラングエージクラスだけで手一杯になるのでは、、、(寒)

自分の文法センスのなさを呪うしかないんだけど。

今まで感覚で英語を話してきて文法を真面目にやってこなかったのでそれがここにきて大きなツケとなって帰ってきたのです、、、、

文法は昔から苦手、、、ちゃんとやらなきゃって思うのに、外国人たちは「喋れてるから平気だよ」「文法なんて我々もちゃんと出来てねーしはっはっはダイジョブダイジョブー♪」みたいな事いって誰も取り合ってくれなかったからよおおおお

 

真面目に勉強します。

卒業できないのはまずい。

 

グラマーに問題あるぜおめー、と言った先生も提出したエッセイの点数は決して悪くなかった、文法は問題あるけど内容は良かったんだろうか、、、その辺もうちょっと掘り下げてもらいたいもんだよなあ。(他力本願)

でも私はクラスに参加するというよりもマンツーマンでグラマーチェックしてどこがおかしいって言ってくれてアドバイスしてくれるグラマーチューターがほしいんですよ、、、それってどこかに転がっていないのでしょうか。

 

ドイツ語は前期の最終テストがいまいちだったので、自主的に同レベルを受講することに。基礎を端折ると絶対後で後悔するからもう一度わかるまで頑張る。

アラビア語や中国語も気になるんだけど、最低でも1年はドイツ語頑張ろうかと。

週一しか授業がないので、ペースは上がらんし自分でもっと勉強しないと身にはつかないだろうけど、、、、ドイツ人のラングエージパートナーほしいなあ、日本語勉強してるドイツ人おらんかなぁ。

色んな言語を広く浅くで良いから知識として入れておきたい。

言葉とはかくも大事なものなのかと海外に住むと実感するので、出来る限りいろんな言葉を理解出来るようになりたい。それは私の身を守ってくれたり、助けてくれたり、自分を高めてくれたりするだろうから無駄になることはひとつもないと思うのです。

 

 

 

春学期ってなんかあっという間に終わりそう、リーディングウィークもあるし、イースターもあるし、ぼやっとしてるとあっという間な予感。そしてあっという間に春休みが着て最終学期が来て夏休みになりそう。

ほんとに授業料の割に授業がすくねーよこの国、何か自主勉強の時間、とかってなんか理不尽な感じがする。自主勉強の時間を含めて金取るんじゃねーよとか貧乏人は思ってしまう。わかっていたことだが何か腑に落ちない。

なので最大限大学の恩恵は受けておこうと私は思う(ラングエージスキーム取ってない子も多いけど無料なのに何で取らねーのかと思う)

アルバイトも美術系の所がいつか見つかるといいなあ、、、

体調を整えつつ今年も楽しく充実した日々になったら、と思います。

 

 

あけましておめでとうございます

 

今年もよろしくお願いいたします。

どれだけの人がこれ読んでるか分かりませんが、今年も愚痴満載で進むかと思います。

 

日本に帰国し、あっという間にイギリスに帰ってきました。

10日あったのにみじけええええと思いました。

実際人と会ったりしているとやらなければならない事とか案外できなかったので、次回の帰国の際はプランは慎重に考えるべきだと感じました。

 

しかし日本は素晴らしい国ですね、何でもおいしいしなんでも手に入る。

便利で明るい、何より言葉がわかるもんねー(当たり前だ)

しかし度々日本に帰ると心が弱くなってしまうような気がしてどうかな、とも思いました。と言うのは、自分の回りに家族や友達がいる普通の環境、そして便利、何でもある、楽しい、みたいな所で過ごすと自分が甘々になってしまってイギリス帰ったら絶対辛くなるって思ったのです、説明難しいけど。まぁイギリス留学生活は昨年家問題やらで過酷だったので(家問題は特に解決していないけど)、精神を結構やられることが多かったんですよね、なので、自分を強く持ってないと留学辞めて帰国してしまいそうな自分がいる訳です。まだ留学してから半年ちょっと、あと2年半は頑張らねばなので、あまり気を張らずに、出来るときは帰国もしたいとは思っていますが、帰国によって心が益々荒む事になっては本末転倒、、、、。

難しい所ですわ。

 

 

スーパーでお惣菜とかお弁当買えるのって素晴らしいですね、、、、

コンビニ、はぁ、素晴らしい、、、。

便利過ぎて怖いな、、、と思う部分もありますが。

 

ラップトップも持って帰ったけど課題結局何もやらなかった、、、重いだけだった、、。次回は持って帰らないぞ。

 

何だかんだ言いつつも家族と温泉旅行行ったり、友達と飲んだりして楽しい時間を過ごせました。

リフレッシュと言う意味では良い帰国だったと思います。

無いものねだりをしても仕方がない、ここでの生活を満喫するしかないですねっ。

 

また心新たに(?)Block2も頑張りたいと思います。

今期からは少し忙しくなるみたいだけど、、、、ついて行けるよう頑張ります。

 

ではまた。

スマホから20日から23日まで旅行に行ったペンザンスの事を書いていたら突然エラーが起き、ログイン画面に戻ったので二度とスマホからは日記書かねーぞ、てかHatenaのスマホからのエントリーしずらくない?画像も上げにくいし、後このブログ、どうして画像とか文字とかword pressみたいにボタン一つで中心に持ってこれないの?

ウェブ知識なかったらHTML編集機能ついてても意味ないじゃん。

 

つかいにく!!!

 

って今日改めて思いました。

それとも金出して使うProの方にはその機能があるのか?

出さないけど←

Webとかちょっとやってると結局タグ打ちしか正義はないのか、と思い始めるがそんな事はないはず、開発者の人はもっと使いやすい仕様にしてくれませんかね。(希望)

 

と使っているブログの愚痴をこぼしてしまいました。

 

そんな訳でやる気を失ってしまったのでまた今度書きます。

 

とにかく、Penzanceサイコーだった、好き!!

とだけ言っておく。

 

イギリス国内で行った事がない所まだまだ沢山ある、一生懸命勉強とバイトをしてお金を貯めて来年のイースターや夏休みにはいろんな所いけるといいなーと思う。

 

明日から日本に帰ります✈

ではまたっ

親しいとは

日本に来週帰省しますが、連絡している人としていない人がいます。

それってもう遡ると留学する、しないの連絡していない人から始まってます。

ほんとに親しい人には留学決まった事は知らせています、けれど、普段こちらが連絡しないと連絡くれない人や長く連絡を取ってない人って別にわたしとの関係を密にしたいという気持ちはない人なんだと判断していて、そういう人と、後留学するって話でやたら根ほり葉ほり余計な事まで聴いてきそうな人には言っていません。

 

今回の帰省も10日くらいであっという間に終わってしまうので、留学をお知らせしている友達にも全て伝えた訳ではありません。

会おう会おうと言われると予定がそれだけで埋まってしまうし、せっかく日本に帰ったらやりたい事(親孝行とか服の整理して船便で送るとか銀行の預金確認からの送金とかカードの手続きとか自分のメンテナンスとか諸々)もあるし、友人と出かけてばかりいたら出費ばかりが嵩んでしまう。

勿論うれしい事ではあるけれど、バイトも始めたばかりだし、節約したいのもこちらの都合だけど、、、

ご理解頂きたい所、、、、。

 

日本の携帯も解約してしまったので、携帯とメルアドだけ知ってる人は今頃ビビッているのか、、、いないのか、、、。

まあ本気出せばどこかかしら連絡は取れるんだから何もないって事はそういう事なんですね。

 

芸能人の方で携帯を買い替えるごとに連絡先も全て消去してしまう、と言う方がいました。

でもそれはなんかそうするのわかるなーと思いました。

連絡の取りたいと思えばどうにかなるものなんじゃないかなーと思う訳で。

留学する前の半年の間に連絡取れてる人にはちゃんと伝えてるしなー。

 

親しいってほんと難しい、何処からが親しくて何処からがただの知り合いなのかと。

こちらが親しいと思っていても向こうはそう思ってなかったり、その逆も然り。

ある程度の心地良い距離感を保ちつつ長く付き合える友達と言うのが親しい友達なのでは、と思っています。

 

気軽にメアドやLINE交換するけど、一度も連絡取り合わない人っていますよね。こちらに来てもそれはそうで、we Chatやwhat's appを交換しても連絡取り合わない人はいます。連絡先コレクターみたいな人いますよね、連絡先が沢山自分の携帯やスマホにあると安心する、自分は友達沢山いる、って思いたい人。

連絡取らない人の連絡先知ってたって役に立たないのにね、、、、寂しがり屋さんはどこの国にもいるって話です。

 

話しが逸れましたが、今回帰省する時に会う友人は主に、留学を支援してくれたり応援してくれたりした人が中心かもしれません。

留学と言うのは時には孤独ですが、日本の友人が支えてくれると言うのを近頃は実感しています。

それをその人たちを一番大切にしたいです。

 

また夏には長く帰るし、その時でも良いかなー、って(まぁ私が勝手なんですけど)

 

後はもちろん、家族!!

帰省まであと一週間、寒さに耐えがんばりますー。(今日はちょっとあったかいけど8℃)

Block1全て終了

今日はドイツ語の筆記があってなんやこれ難しすぎ笑うーwww

って頭を抱えて終えました。

インタビューも全然だめだったのでレベルアップは難しいかと思います(てかわからんまま上に上がるのは危険だ、、、)

来期もドイツ語取るかどうか、、、いやドイツ語頑張りたい、頑張ろう、せめて1年は頑張ろうじゃないか、私、、、、。

ダンケシェーンンンンンンンンン(意味不明)

 

これで今期はすべて終了です。

Pre-sessionalで一緒だった子たちは昨日位から早くも母国に帰り始め、帰国ラッシュが今週はずっと続きます。

帰らない子たちはヨーロッパに旅行に旅立つのでどちらにしろここに残っている人は少ないでしょう。まぁなんつーか、皆そりゃ中国人同士で行くよね、気軽よね、わかるわあ、私もいたら日本人の友達と行くもん。

そんな訳で旅にも誘われず(まあ日本帰るからって言うのもあると思うけど)あと9日間日本に帰るまではバイトとその辺ちょろちょろで終わりそうです。

何処か行きたいなーとか思ってるうちにこんな時期になって来てしまったので、差し迫ると何処も高いのよね、、、どこもいけないわこれは。

来週はダリ展とくるみ割り人形があるからそれを楽しみに生きよう☆

後は日本に帰る事を楽しみに、美味しいものを食べれる事を楽しみに帰る事を夢見ながら過ごします^^

 

来期はどうなるかなー、色々大変そうな予感だけど、また頑張ります。

こちらにきてからそろそろ6カ月経ちそうです。

半年とかあっという間ですねー、時の流れが速く感じるのは歳のせいなのか否か、、、(愚問クサ)

年が明けて6月になれば1年、それもきっとあっという間に迎える事になりそう。

少しは英文やスピーキングがマシになりたいものです。

アルバイトも始めたので、来年のイースターはヨーロッパのどこかに旅に行けるよう頑張って働くぞぉ。

せっかくヨーロッパにいるんだから近隣諸国を回らずしてどうする。

でも来年は行った事がない国を中心に旅行は行きたいと思う。

直ぐフランスとか行っちゃうからいかんと思うの、、北欧も近いし東欧も近いんだから、行った事のない国も行きたいものです。

 

このブログを始めてからもあっという間に1年が経ってしまったようです。

(hatenaさんからのメールで気づく)

不定期で下らんことばかり呟いていますが(特に家問題)自分の思い出を残すという気持ちもあるのでもうちょっとマメに有益な事を更新したいものです、、、、。

 

ではまた。

コースアサイメントは終了、、、そして。

日本で観に行ったミュシャ展のポスター

日本で観に行ったミュシャ展入口のポスター

 

取りあえずコースのアサイメントは本日で終了。

今日と来週の2回に分けてプレゼンをクラスで振り分けられてやったんだが、来週だと良いなーという願いも空しく今日で、4人目で、PPはきっちり用意していたんだけど、どんな風に話すかは全然準備していなかった訳、ほんと後悔した、、、

次からはちゃんときっちりトーク部分も原稿書いていこう。

Pre-sessionalの時に資料とか読むのは良くない!って口酸っぱくして教わったせいでそんなもんなのか、と思っていたけど皆手元に資料置いて読んでたし、そこまできっちりやらんでよかったんだなと、思いました。

そう考えるとPre-sessionalって厳しすぎんだよなー、それが正しい!と思うと他にバリエーションを出して作れなくなっちゃうって言う逆にベーシックにとらわれ過ぎちゃうっていう。私が真面目過ぎるのかもだけど、、、、。

結構プレゼンのスピーキング自体はボロボロだったんだけど、PPの印象が良かったみたいで皆褒めてくれたんだけど、、、それPPだけですよね、サンキューベリーマッチ。

でもまあ褒めてくれる部分もあるのは大事だあね。

 

次回からはもっと自由にやってみたい。

 

私はAlphonse Mucha(アルフォンス・ミュシャ)の描いた『スラヴ叙事詩』からの一枚を題材にし、授業のコンセプトから選んだ「政治」と絡ませてのプレゼンをしました。

Muchaは私のお気に入りの画家の1人ですが、スラヴ叙事詩は本当に考えさせられる作品です。そしてスラヴ民族を調べると奥深すぎて題材に選んだのは失敗だったかと思う程まとめるのに時間がかかりました。

『スラヴ叙事詩』でググるとあっという間に色々出てくるので見て頂ければと思いますが、20枚の絵からなるスラヴ民族の神話や歴史を描いていた連作です。これにはMuchaが祖国を想う気持ちと情熱がこもっていると思います。

これは非常に大きな作品群で、1枚が平均610×810と言う大きさです。大きさだけでも圧倒される感があります。

今年の春に日本に、と言うか世界初公開で特別展が開かれたので知ってる方も多いかと思います。私はこの連作を死ぬまでに絶対に見たいと思っていたので、まさか日本に来てくれると思わず、来る前からソワソワし、見たら見たで感動して2回も行ってしまいました。(本当はもっと行きたかった、、、)

生をご覧いただく以外壮大な歴史と物語の変遷と迫力を味わう事は出来ないかと思います。

日本の後中国、韓国、アメリカを経て来年プラハに戻る予定だったようですが、現在はプラハに戻っている模様。今後はどうなるのでしょうか、、、。他国は交渉がうまく行っていないのかもしれません。

プラハでの常設展が決まりましたら私はまたスラヴ叙事詩に会いに行きたいと思っています。

 

この海外ツアーについては孫であるJohn Mucha氏は海外貸し出しが決定した際、反対の意向を示していましたが、所有者であるプラハ市は海外特別展の許可を出した為かの絵たちは日本へ旅に出ましたが、割とひと悶着ありましたのです。John Mucha氏はMucha Trustを通じて巡回反対の意向を示しています。

www.muchafoundation.org

 

またスラヴ叙事詩の所有権等を巡ってプラハ市に対しJohn Mucha氏が裁判を起こしています。スラヴ叙事詩が寄贈の際に約束した事項が守られてないとして、John Mucha氏は法廷上で争っていましたが、プラハ市が勝訴しています。(チェコ語です、翻訳機をお使いください)

praha.idnes.cz

 

クルムロフ城で夏の間だけひっそり公開していて簡単に観に行けなかった時代が嘘のようです。Muchaとの約束をやっとプラハ市が重い腰を上げて実行したということも考えられますが、孫は専用の美術館を作るべき、として断固戦う姿勢の模様。

今後もスラヴ叙事詩の回りは騒がしくなりそうです。

Mucha本人が生きていたらどうしたでしょうか、、、。

 

スラヴ叙事詩が日本に訪れる事になったのはチェコと日本の国交回復60周年を祝うという両国にとってとても大きな行事に合わせて決まった事だと思っています。これは既に民間レヴェルを超えているので止められなかったのではと私は思います。(実際あの巨大な絵をどの様に輸送したのかは気になるところ、日本の最新の技術を駆使したかとは思いますが)

そんな事もあり、絵の中にも「政治」、絵の外でも「政治」が絡んでいるなーと思い、この絵を題材に選んだ訳です。

 

Muchaが生きた旧チェコスロバキア時代は苦難の時代でありました。第一次世界大戦終了まではオーストリアハンガリー帝国の支配下で暮らし、その後祖国復権するも第二次世界大戦ではナチスドイツの侵攻を受け、Mucha自身も民衆に良くない影響を与える画家としてゲシュタポに捉えられ、尋問を受け、高齢のMuchaはそれですっかり弱ってしまい、釈放から数か月後亡くなってしまいます。

ミュシャのBiography等はMucha Museum等をご参照ください。)

 

第二次世界大戦後、『スラヴ叙事詩』自体も国内では古めかしい考え方として受け入れられず、長く南モラヴィア州モラフスキー・クルムロフ城にひっそりと展示されているだけでした。その後アールヌーヴォーやMuchaへの注目が再び高まり、スラヴ叙事詩にも関心が及んだ訳です。

 

Muchaはアールヌーヴォーで一時代を築きますが、その華やかな作品だけでなく、自国がどれほど他の国の干渉を受け苦悩をしたかを肌で体験している彼は国を想う気持ちや祖国統一、独立への気持ちが強かったのだと思います。『スラヴ叙事詩』を18年という歳月を掛けてまで描き上げる情熱もまた、彼の生きた歴史の一部なのです。

是非是非そんなMuchaの一面も知ってほしいです。

 

今回の授業でスラヴ民族に対して更にリサーチを進めたので奥深いスラヴ民族の歴史と現在の状況等もいつかもっとリサーチ出来たらいいなーと思いました。

スラヴ民族に関してはこちらを参照しています。

www.britannica.com

 

スラヴ民族は割と西ヨーロッパを拠点として拡大しているのでそれぞれの特徴や宗教の違い等も非常に興味深いですね。

日本人なのにそこまで調べますかよ、、、と言われてしまいましたが、他民族に関する知らない事を調べるのは楽しいなーと思いましたけども。元々歴史大好きなので全く苦じゃない、ただ英語で調べるのが苦なだけよ、、、。

 

来年はどの様な課題が出るか分かりませんが、探求心を失わずまた頑張りたいです。

 

後はLanguage SchemeのGermanとEnglishを残すだけとなりました、、、いやー、Block過ぎてゆくのあっという間ね。

来年はもっとマンガばかり読んでないで計画的に進めないと、絶対ついていけないよ、、頑張らなきゃ。

 

今日はテスト前の最後のGermanで今までのおさらい等をしたんだけど、私ったらほんと子の調子でLevel2に行けるのかしら、、、、まあ試験パスしないといけないんだけど。

 

クラスが終わってから中国人の子たちと近くの中華のテイクアウェイに。

ちょこっと座るところがあるのでそこでご飯を食べてから帰ってきました。

今タームだけ短期の留学に来てるフランスに留学してる子(MA)と、マレーシアから家族で移住して来ていて、来年からは他の国に留学を検討している子(BA)とファッションMAの子と4人で。

なんか今更だけど中国人うらやましい、沢山同胞がいて。

私ほんとに少ししか大学にも日本人の知り合いいないし、いつでもどこでも母国語話せるのと情報交換とか出来るのってほんと良いなーって近頃しみじみ思う。

日本人ばかりで日本語ばかり話すのもなー、とは思ってみるものの、実際そんなに日本人いないし、今現在日本語が話せるのって数少ない大学の知り合いに遭う時と、バイトの時ぐらい。

たまにそれが心細くなっちゃうよねー、、、ほんと。

今に慣れる日が来るのかしら。

 

また来週テストの時にー、と言って別れました。

フランスに帰っちゃう子は24日までいるようなので一度ディナーに行く約束をしています、楽しみ♡

 

さて、最近フラットで風雲急を告げる出来事がありまして。

日曜日にやけにドタバタしてるなーと思ったら、番長率いる3人が引っ越ししたようで、月曜日にマネージャーに聴いたところによると、ゴミ問題に耐えられずEn-suiteからStudioタイプに3人そろって移動したらしい。

 

ゴミ問題、、、、

 

お前らが言うのかよー^^^^^^^^

 

って思ったのは私だけでしょうか、、、。

これでキッチンのゴミと汚してるやつ誰なんだ問題が解決したなら絶対奴らが原因だけど、彼女らだけじゃないと思うのよねー。

まぁ、それも1週間のうちにはっきりすることでしょう。

とは言え、他の子たちも来週には実家に帰ってしまうでしょうからまた来年までゴミ問題、キッチン汚染問題は持越しですね。。。

共有部分をきれいに使おう精神がないのにこれからオフィスで働いて共有給湯室とかテーブルとか片づけ、、、まぁしないんでしょうね(期待してはいけない)

 

空いた3つの部屋に来年誰かが入って来るかは謎ですが、また新しい人が入ってきたら入ってきたでもめたりすんでしょうなあぁ、頭痛いわ。

早く来年の夏になってほしい。

来年は慎重に家選びはしたいと思います。

 

今日はうっかり長くなってしまいました、、、、

明日は英語の授業だけ、のんびり寝るぞー。

ファイヤーアラームが鳴らなければなっ(# ゚Д゚)

あくまでも残念なこの民間学寮、、、。