だいぶ大人のイギリス留学日記

University of Glasgow MSc 進学した人の適当日記です。

唐突にヘアカラーについて語る。

私は自分の元の髪色でいる期間が本当に少ない、と言うほど髪を大体染めています。

髪の色を変えると気分も変わるので、ネイル同様とっても大好きなんです(基本飽き性)、が、日本にいた時は美容院でやってもらってましたが、こちらに住んでいると美容院はちょっと怖い所&高い、と言うイメージもあり、一度も行ったことがありません。

アジア人の髪質と欧米人の髪質の違いからシャギーなどの技術は期待できない&繊細なカットは期待できない、なんて噂もあり(上手な所もあるんでしょうけど渡り歩いて調べるほど余裕はナイ)、一か八かで高いお金を払う勇気はなかったのです。

ロンドンに住んでいる時も日系の美容室は多々あれど、貧乏学生には金額からも敷居が高く、日本に帰国する際に行くぐらいで(年一、、、、)、普段は前髪を自分で切る&自分で染める、と言う感じです。

日本人美容師だからといって自分のテイストに合うとは限らない、、、、

ロンドンではよく日本人の出張美容師さんなんかがMixbなどに広告を出していますが、それも友達と一度やってもらったきりその後はやってなかったなー。

まぁそんな訳で自分で色々やってる訳です、そしてイギリスはカラリング天国❤️

 

日本では現在あんまりヘアカラーをする人がいなくなってる感じですが(帰国する度に思う)、こちらでは日々様々なヘアカラーをしている人を見かけることが出来るし、何よりもジロジロ見られる、なんてことはない。日本は本当に少しでも自分と違う人を見るとジロジロ見る、あれ、どうにかならんのですかね、別に悪い事をしてる訳でもないのに何かこう、犯人探しみたいな目で見られるという。

ファッションにしろ何にしろ、人と違う人を攻撃する、後ろ指さす、個性を尊重できない民族って感じがしていつも違和感を感じてしまいます。

日本で働いている時も髪は染めていましたが(業界的にうるさくない職場だったので)、よくプライベートではバンドでも組んでるんですか、とか聞かれたよね、なんでだよ笑って感じ。

世界からは親切で常識的、礼儀正しい、と、もてはやされる日本人、でも実情はそうでもないのは皆さんご存知ですよねー笑。

 

イギリスに居ると髪の色はどんな色にしようと自由だし、むしろ素敵な色ね、と褒められたりして気分が上がる、ので、楽しく色を変えています。

そしてカラーのバリエーションの多いことが本当に驚くのですが、日本には店頭でそこまでのバリエーションを見る事は近年ありませんね。

そんなわけで私のお薦めのヘアカラーをここに書き記しておこうと思います。

ちなみに無難な髪色にするタイプではないので冒険出来る方向けです笑

 

 

1. LIVE

 

 

hair colour
Schwarzkopf

 

私が使ってるのはだいたいこのSchworzkopfというメーカーのLIVEシリーズです。

物凄いバッキバキの色が沢山ある。

ちなみに上のピンク色はブリーチしないと日本人の髪色では色が入りません。パステル系、蛍光色、明るい色などは基本ブリーチ必須です。

 

 

ブリーチ材
強そうなブリーチ材

 

先にブリーチする際はこちらを大体使ってます。

ちなみに日本人の髪色だとこんなにバッキバキにプラチナブロンドにはなりませんのでどぎついブリーチ材の色合いでも気にせず買いましょう。

カラーなども想像より2トーンくらい暗いと考えた方が良いと思います。

 

ダークブロンドになる、などのブリーチ剤を買うと金髪っぽくはほぼなりません。上記のようなものを買ってもオレンジがかった金髪にしかなりません(元ある髪色にもよりますが)。

 

本気でプラチナブロンドにしたい場合はダブルブリーチの必要があります(二度色を抜くってやつですね)。

地肌がしばらく死んでも良ければ、の話ですが(基本薬剤は日本のものより強いです)。

基本的には欧米人のヘアカラーをベースに作られてるので腰があり、強い髪を持つアジア人にはパッケージに記載の通りの色質にはなりません。

あと薬剤の分量。

私はロングヘアーで毛量も多いので、1箱では足りません、大抵2箱買います。

髪が少ない、ショートヘアなどであれば1箱で足りると思いますが、美容院などで毛量が多いと言われる、カラリングの際大量に薬剤を使用してる節がある、のであれば2箱買う事をお薦めいたします。後で「足りねえ」とならない為にも(初期の頃よくあった)。

また、説明書に書いてある放置時間は多少多めにしたほうが良いでしょう。

髪質にもよりますが、通常30分、としてる所を私はもっと長く放置しています。

地肌と毛根のダメージを考えるとあんまり長く放置するのはオススメしませんが、自分でやりながら色が落ちていく時間の感覚を覚えるしかありません。(カラリングも然り)。

カラー材を投入する前に地肌にクリームなどを塗り込んでおくとダメージが軽減されるのでお試しください。

 

 

2. COLORISTA

次によく使うのがこちらです、L'OREALのCOLORISTA。こちらも結構バッキバキの色合いが揃っています。

 

 

カラリスタ
COLORISTAのヴァイオレット

 

色にもよりますが、こちらのヴァイオレット色は黒髪でも結構染まります(写真よりもっと暗くなりますが)、そしてこのパッケージの色より数倍ビビットである為、ブリーチしてから色を入れるとものすごい発色となります。そして結構色持ちする。

こちらも毛量が多い方は2箱買うと良いでしょう。

どのブランドもトリートメントが付属していますが、L'OREALのトリートメントが一番まともです。

 

 

3. NUTRISSE

イギリスに来て最初に手を出したのがこちらです。

GARNIER NUTRISSEシリーズ。

ナチュラル系からバッキバキの赤、紫までありますが、茶系の無難なカラーが多いと思います。こちらは白髪も染まるものも多いので白髪が多い方にもオススメ。

LIVEやCOLORISTAは白髪用ではないのですが、濃い色ならそれなりに色が入ると思いますが、抜けるのも早いと思います。

白髪専用の薬剤もあるので白髪が多い方はそちらの方が良いかも。

日本以上に白髪用薬剤はバリエーションがあります。

 

 

GARNIER
大人のお姉さん、奥様向けな感じある。

 

オイル配合などで髪にも優しい、しかしパッケージの色は2トーン、3トーン落ちると考えた方がいいと思います。

このシリーズは薬剤が少ないので2箱買わないと絶対足りない(私は)。

無難な茶系に染める場合はこちらは割とお薦め、色持ちもまぁまぁ良いと思います。

 

 

4. COLOUR FREESDOM

最後はこちら、Knight & WilsonのColour Freedom。

こちらはベースとしてブリーチ、または金髪の髪用なので暗い髪色の為のものではないので注意です。

こちらもいろんな色がありますが、ブロンズ、青、ピンク、オレンジなどを使ってみました。

ブロンズは相当色を抜かないと入らないので、ベース黒髪には向かなかったかと思います。基本強い色を入れた方がいいと思います。

しかし色持ちを考えると上記に挙げたLIVEシリーズやCOLORISTAの方が上だと思います。

 

Colour Freedom

青は中々の発色

 

 

こちらのブランドも強い色が多いですが、下記のパステルトーンにするチューブを使うと柔らかい色に作り替えることが出来ます。

 

 

5. Colour Freedom Pasteliser

 

Colour-Freedom Pasteliser
パステルクリーム超使える、そして使い切らなくても大丈夫。

 

これはめっちゃ優れものだと思います、自分の好みの色が作り出せるという意味で。

強くパッキリした色がお好みでない場合、これをカラー薬剤に混ぜれば色合いが柔らかくなります。こちらのクリームをお好みで量を入れ、色の変化を見ながら使います。混ぜ具合によって変わってきますが、実際髪を洗って乾かすまでどんな色合いになるのか想像つかない場合もありますが、混ぜれば混ぜるだけ柔らかいパステルトーンのカラリングにすることができます。

私は他のメーカーの薬剤にも使っちゃってますが、全然問題なく色変できます。

このパステルクリームだけ塗布するとキラキラな髪に仕上がる、とHPでは説明されていますが、試したことがないので果たして本当かどうかは、、、。

 

他にもいろんなメーカー、ブランドがあるんですが、私が使用したのは上記のもののみなので、もっと良いのあるぜ!!という方が教えて頂きたく思います。

 

カラリング後の注意。

カラーした後はしばらくシャンプーはしないほうが良いと思います。付属のトリートメントをし、その後しばらくはトリートメントかお湯で流すくらいにしといたほうが色持ちはすると思います。

まぁこれはイギリスに限りませんが、シャンプーは基本汚れを落とすわけなので、色もガンガン落ちていきますから、初期段階ではあまりシャンプーでゴリゴリ洗わない方が良いと思います。

日本と違って地肌が油っぽくなったり臭ってきたりというのが乾燥地帯イギリスでは皆無なので(もしかしたら人により違うかもですが)、しばらくシャンプーしなくても問題ナッシー。

どちらにしろロンドン周辺の水が硬質地域では、毎日髪を洗ってると髪がゴリゴリのパッサパサになるので、2日に1回くらいしか洗ってないですけど(体験された方は分かると思いますが)。

スコットランドは軟水地域とは言え、乾燥からは逃れられない!

結局こちらでも頭を洗うのは2日に1度くらいです。

 

また、地肌、髪を労る為にヘアオイル、クリームなどはあった方が無難。

硬水だと地肌も乾燥し髪がバリバリになりやすいので、お風呂上がりに地肌や髪にオイルを擦り込んでおくと次の日はそこまでバリバリにならないしフケも防げる(乾燥するとフケが出やすくなります)。

日本だと地肌にオイルなんて塗ろうものなら物凄いべったりしますが、イギリスではなりません、、、、ご安心ください(でも適量ですよ)。

スコットランドに引っ越してきても地肌にヘアオイルは塗り続けています。

 

このクソどうでもいいカラリング備忘録が誰かのカラリングへの興味に繋がれば幸いです、、、。

 

 

赤い、、、
COLORISTAヴァイオレットを使った時の私、ご覧の通り物凄い発色です笑。
ねっこに忍び寄っている所。

 

ではまた。