恐れていた事が
今週は大学からたくさんメールが来ました。
理由は学寮でCOVID-19 感染者が大量に出たからです。
グラスゴー大学の学寮ムラーノストリート寮で陽性172人、陰性であっても自己隔離2週間とされてる。
COVID-19 テストセンターも臨時で寮には設置されたらしく、もうパンデミックやん、、、という感じ。
隔離されてる学生に寮費の返金や食糧支援などを大学側は表明しているけれど、今後どこまで支援と対策がされるのだろうかといった感じはする。
大学はそもそもオンラインに移行しているから行く必要がないが、先週はフレッシャーズウィークで小さい規模ながらも大学でイベントが行われていたようだ。
大学内のパブ、食堂も再オープンしていたし、新入生は行ってみた学生も多いはず。
(大学のパブ、食堂は早々に閉鎖した)
このムラーノストリート寮は規模の大きい学寮のようなので、パーティもやったらしく、そのせいでガッと広がったのではと言われている。
大学からのメールではイエローカード、レッドカードルールを採用し、違反者には厳しく対処するとのこと。
それ以上だと首ってことですね。
現在、スコットランドには約250,000人の学生がいて、大学が運営する寮には最大35,000人、民間学寮には10,000人が住んでいるそう。
Covid−19の発生は、グラスゴー、ダンディー、アバディーン、およびエディンバラの寮で報告されてるとのこと。
正直大学が始まるということは起こるかもしれんな、パンデミック、とは思っていた。
大学内というよりは寮の方が監視する人がいるわけじゃないから広がりそうな予感はしたよね。
グラスゴー大学に進学を決めた際、コロナのこともあるし、シェアする部分が多々ある所には絶対入れないな、とは思っていた。どちらにしろキッチン、バスシェアとかは絶対揉める原因なので全く視野にはいれていなかったが、コロナが終息していないのに何人もの学生とバス、トイレ、キッチン共用とか誰か感染したらブワッと広がることは想像に安い。
大学の各学寮の資料を見たが、グラスゴー大学が抱える寮は他の大学と比べ設備が古いと思う。
スタジオタイプの部屋は数部屋しかなく、あとはキッチンシェアのEn-suite(部屋にトイレシャワー付き)、またはキッチン、バス、トイレのシェアのフラットがほとんど。
5人から11人の人間とバス、トイレ、キッチン、コモンルームなどをシェアしていたら、そりゃ移りますよねー、って気はする。
共同生活に慣れない&古い所が好きじゃない人は大学の学寮に住む人は少なく、比較的新しく設備の整った民間の学寮に住む人が多いと思う。
民間の学寮もキッチンシェアのEn-suiteルームも多くあるし、完全に日本のようなワンルームに近い形にスタジオルームに住む学生が全てではない。
私は民間の学寮に住んでいるが、私のところはスタジオタイプの部屋しかない寮だ。
共用部分とすればエレベーターと階段くらいで、後は人と接する機会はない。
今はそういう部屋を選んで心から正解だったとしか言いようがない、多少高くても精神の安定と命には変えられないから。
しかし部屋が完全に別々でも住人の中から感染者が出ないとは限らないよな、、、もう今後は絶対エレベーターでも階段でもマスクしてなくちゃ(ジョギング行く時とか全然つけてなかった)。
例えば今この学寮が閉鎖されて外出禁止となったら、2週間分の食糧は米と麺類、プロテインがあるからなんとかなるが、偏るなぁ、、、やっぱ缶詰とかもっと買っておこう。
オンライン授業に移行してるコースがほとんどだと思うけど、ラボとか使用するコースは学内で作業とかがあるのかしら、、、、うっかり大学閉鎖、とかにならないことを祈るしかない。
スコットランドで感染者が増えてきてるから、また本当にロックダウンになる可能性もありますね。
これからどうなってしまうんだー。
ほんとにコースメイトと一度も会わずに終わるかも、ってのは洒落なくあり得そうだな、、。
こうなってくると学内で授業は現実的じゃない。
ロンドンと違って地方に来ると民間学寮の部屋もちょっと広めなんだけど、広めにしといてよかったわー。
狭いとこだったら発狂するよね。
スペースがあるのでエクササイズもできるし、日当たりもよく眺めも良い。
この部屋で1年過ごす時間が一番長くなるだろう事を今日は実感したので、快適に過ごせるよう、自分でも工夫していかなくては。