だいぶ大人のイギリス留学日記

University of Glasgow MSc 進学した人の適当日記です。

ロンバルディアトロフィー その1

季節はもう秋なんでしょうか、と思っていたら暑さがぶり返した本日です、これがインディアンサマーってやつですね。

でも確実に陽が短くなって来ていてひたひたと秋というか冬の足音です。

 

さておき表題の件、まぁ要するに行って来たんですけどね、ロンバルディアトロフィーに。ミラノの世界大会が終わった後、もし今年もロンバルディアにエントリーされたら行くぞー、って実は思ってたんですよね(ヲタクは計画立てるの早い)。そんでロンバルディアトロフィー開催地のicelabさんがチケット売り出したみたいだよ、と言う情報w Twitterで見つけ、チケ代を送金し無事確保、現地でパスピックアップ、と言うところまでを日本に帰国中にやっていた。

 

先週11日(火)から昨日16日(日)まで6日間。

行く前は正直新参者だし初心者だし指定席じゃないし(長いベンチに適当に座るスタイルなので席確保を自分でせねばならんのです)超ビクビクして行ったんですけど、なんてことはない、皆自由に様々な人たちが会場にはおりました。日本人は多かったですねー、それだけ宇野くんと友野くんのファンが日本から、、、、と思ったけど、話を聞いてると(聞こえて来てるだけで話してるわけでも盗み聞きでも、、、ない、筈)私みたいに近隣諸国から来てる日本人の方もいたりして、やはり近いって言うのはちょっと行ってみようか、と言う気になるんだなーと思いました(自分もそうだし)。こんな機会あんまりありませんからね、そりゃフィギュアが好きなら行って見たいですよねー。

 

まぁ私は割とコミュ障なので周りに多々いる日本人の方とも他の国の方とも全くコミュニケーションすることなく、宿のシニョーラとだけコミュニケーションをして帰って来たわけですが(ダメ人間)。でもちょっとあれなんですよ、割と前から沢山遠征していてお知り合いとかグループ見たいのが出来てるのでね、その中に「こんにちはー!!」みたいに入っていけないじゃないですか、いや行かないよね、、、小心者なので。

基本ひとり旅にも慣れているのでそこまで不自由はありませんでしたので問題ないです。いつかお話しできる人が出来たら良いけど、、、まぁ、、どっちでも良いです(適当)

 

今回割と無謀旅だったのであんまり色々調べて行かなかったんですけどね、それが裏目に出た到着日でした。

 

11日(火)

easyjetでミラノリナーテ空港に到着、2度目、ここまでは良かった。リナーテからベルガモ行きのバスが出てるって何処かに書いてあったので(この辺がリサーチ不足)探したのだけどなく、ミラノ市内に行くバスの受付のおじさんに聴いたら「ないよ!まずミラノ中央駅まで行ってそれからベルガモ行きのバスに乗るんだ」と言われたので、仕方なくミラノ中央行きのバスに。もう着いた時点で暑くって、、、イギリスとは大違いすぎて汗だく、、、バスの中でのんびりランチ食べよーって空港でサラダとドリンク買ったのに満員でそれどころじゃない(涙)、のでとりあえずベルガモ行きバスに乗り換えるまで我慢、、、、ってミラノ中央駅ですよ、ベルガモ行きのバスはベルガモ・オーリオ・アル・セーリオ空港行きしかないと言う、、、、

待って、それなら電車の方が、、、とは思ったんですがこの時点で大分疲れていて(もうショルダー系バッグは最後にしよう、肩に食い込みすぎ疲労に繋がりすぎ)もう良いやベルガモ空港まで行ってまたそこからベルガモ市内に行くバスに乗れば、、、、となり、バスに乗車、しかしミラノ中央駅付近めっちゃ混んでてすごい時間ロス。結局ベルガモ空港についた途端市内に行くバスにまた乗り換え、市内に。

easyjetさんが珍しく本気出して20分も早くミラノに着いたと言うのに、リナーテから宿まで3時間もかかってしまった、、、、💦これは帰りは電車の方が良いな、と思い、帰りはベルガモからミラノまで電車にしたんですけど、そっちの方がはるかに早かった!!!学習したのでもし来年もロンバルディアに宇野くんエントリーされたらもっとスムーズに行って見せる!!!と誓いましたが、、、流石に4年連続は出ませんかねぇ、、、現地でも歓迎され、愛されている宇野くんですから、ロンバルディアは是非きて欲しいでしょうけどね、、、世界トップクラスの選手ですし、イタリアの選手にも刺激を良い意味で与えてると思うので貴重な機会だと思います。

 

自分も来年行けるかはわかりませんけれど、、、。

 

宿に到着しチェックインしたらもう19時回っていて、あーご飯ンンン、ハラヘッタあああ、と宿を出てうろうろ、近くにスーパーがあったのでそこで肉とペンネを買い宿に戻ってご飯。民泊っぽいとこなのでキッチンもついてるし冷蔵庫も電子レンジも使ってオッケーだったし、その割には朝ご飯出してくれて良い宿だった♫

疲れていたのでご飯食べてシャワー浴びてその日は就寝。

 

12日(水)

この日は唯一観光出来た日でしたね。

私はオールイベントのパスを購入したので、男子、女子シングル、ペア、アイスダンスと全て観ることが出来、更に練習も観ることができるパスでした、なので、短い日程で行われるこの大会はとにかく予定がぎっしり詰まっていて、全部観ようとすると観ている側の方が体力使うんじゃないかって感じでしたので所々の練習などは諦めたりしていましたが、結局女子の早朝の練習とか以外結構観ちゃったんですよねぇ、、、なので毎日ぐったりして宿に戻り、シャワー浴びて寝る、と言う日々。

また会場になってるicelabは世界大会が行われるような会場と違って大変こじんまりしているので、一つカフェがあるだけで、サンドイッチやピザや軽い軽食は購入できますがちゃんとしたご飯を食べる場所とかではありませんので、段々とそのメニューに飽きがきて(ずっとそこでしか買っていないと)もうなんか他にないのかぁ、、、となるので、行かれる方は予め何か購入してくるか、近所にあるレストランに行くかをオススメします。一人だとレストラン入りにくくて私はレストランに行かなかったんですが、(リンクの近くでは)別に一人でも大丈夫ーと言う方はその方が精神、健康上宜しいかと思います。私はサンドとか食べすぎて3日目くらいに既に洋食もういや、、、みたいになってました(涙)。

 

さて観光。

ベルガモは新市街(チッタバッサ)と旧市街(チッタアルタ)に別れた街で、メインの観光どころはチッタアルタでしょう。丘の上に旧市街があり、麓のチッタバッサからバス、ケーブルカーなどで行きます。バスはひっきりなしに走ってるし、ケーブルカーもそんなに待たなくて乗れるのでどちらでも大丈夫、でもケーブルカーの方が人気ですかね。

 

見所はそんなに広いわけではないので多くはありませんが、1日、もしくは半日で充分主要なスポットは回れます。実際私は午後から男子の練習が始まるので朝9時くらいからチッタアルタに行って、13時前には降りてきましたから。ただ1日いた方がじっくり観たり、ご飯食べたりできるのでオススメです。

 

チッタアルタからの眺め

快晴で暑かった、イギリスとは大違い笑

 

 

 丸石畳の細い路地ばかりが続きますが風情があります。

 

 

食べ物屋さんもすごい多いのでジェラートとかピザとか食べながら闊歩もできます。

チッタバッサと違って物乞いも怪しい人も少ない気がしました。そう言う意味では気持ちが開放的な気分になりのんびり観光を楽しめました。 私が行った時は緑化?に関するイベントをやっていたため至る所に植物と休憩出来るようなソファーや椅子が設置されててそれも面白かったです。ジェラート買ってそのイベントのソファーでくつろいだりして、、、あとNatural Science Museumがオープンから100年記念?のようでベルガモの各所に大きな恐竜のオブジェが飾ってありました。

 

チッタアルタ中心部

ヴェッキア広場前、中々渋い。 

 

 

サンタ・マリア・マッジョーレ教会

サンタ・マリア・マッジョーレ教会 

 

 

サンタ・マリア・マッジョーレ教会天井すっごい綺麗

天井画のすばらしいこと、、、ため息が出ます。


 

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サイエンスミュージアム前に設置された恐竜像。
前に座ってる人たちと比べても大きいのが分かるかと思います。

 

 

色々見所があって楽しかったです、チッタアルタ。この後もう一回チッタアルタは行きました、この日が結構駆け足だったので。イタリア建築はイギリスとは違って華やかですね、やはり。これも文化、お国により様々な特色が出るんだなぁと思いました。特に教会はゴールドをふんだんに使ったゴージャスな見栄えな所が多く、まるで宮殿のようでしたが、これもまたイタリア文化が生み出した特徴なのだと思い、他の国と比べながら見学するのもまた楽しいです。

 

そんなんしながら男子の練習始まっちゃう💦ってまたチッタバッサに戻りました。

 

 

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行きはバスで一気に上がったので、帰りはケーブルカーにして観ました。

 

 

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チッタバッサからのケーブルカー乗り口。
二本通ってるので割とそんなに待たないと思います。

 

 

チッタアルタからバッサはそんなに離れてないです、私の宿がPorta Nuovaに近かったのでその辺からバスに乗って15分くらい。Porta Nuovaからチッタアルタ行きのケーブルカー乗り場まではバスだと2つか3つくらい、歩くと10分前後かなと言った感じです。小さい街なのでどこへ行くのもそんなに時間はかかりません。

 

チッタアルタからバッサに戻り、一旦宿に。膝掛けとかそう言うの取りに帰りたかったのと、お昼を食べてから行きたかったのでスーパーで軽食を買い、ささっと食べてから出かけました。この日からずっとまともなご飯が食べられず、一体イタリアに何しに行ったんだか(涙)って感じでした、、、、イタリアの美味しいご飯は中々食べれなかったけど、フィギュアスケートはものすごい堪能したから違う意味で満腹になったのでよかったのか??(と、言う事にしておこう)。

 

ロンバルディアトロフィー が開催されているicelabにはPorta Nuovaからバスが出ているのでそこから交通の混雑にもよりますが30分から40分の間で到着出来るかと思います。6番バスに乗るのですが、夜になると本数がガクッと減るので、帰ってくる時は時刻表をよく見て計画的に帰りましょう、でないと長い事バス停で待つことになります。

 

 

icelab

icelabとても綺麗な施設です。

 

会場のicelab、すごい綺麗で素敵なアイスリンクです。
2つリンクがあって、メインリンクとサブリンクがあるかなりの規模の会場ですが、
客席はほんとこじんまり、、、来年以降客席増やしたほうが良いのでは、と思いました、もし、宇野くんがまた出るとするならまた観客は増えるだろうから。

でもこの小規模な感じも魅力なんですけどね。

 

日本選手は2グループ目だったのですがもたもたしてたら始まる時間に間に合わず、会場内に入ったらちょうど選手がリンク内に呼び込まれてる時でした。

練習を観るのは初めてだったので凄くドキドキしました。この練習の積み重ねが本番に繋がるんだなと思ったらほんと大事な場所ですよね。ウォームアップから順番に曲かけをして行きますが、その間も他の選手も邪魔にならないように練習は続けています。たまにぶつかりそうになったりするからハラハラしますね。

 

宇野くん

宇野くんの曲かけ

 

確認にいく宇野くん

何故だかすぐに曲がかからず確認しに行ってる時

 

生にはハプニングがつきものですね、しばらく始まりのポーズ取っていたけれどあまりにもかからないので曲を流してる人のところに確認に行ってました。

曲の準備が整うまでリンクをグルッと回ったり、美穂子先生のところに行ったりしてて、やっと曲かけで演技開始出来た。

とにかく、練習風景は素敵だった、他の選手も含め、黙々とジャンプやステップを丁寧に確認して行ってどんどん難しいジャンプ飛び始めて。もしかしたら本番より魅力的なシーンかもとか思っちゃったり。真剣に練習に打ち込む選手の姿は美しかったです。

基本写真はスマホなのでそんなに美しくありませんが、小さい会場なだけあってミラノよりは顔が分かるくらいには撮れてる(笑)

宇野くんは本当に可憐だなぁと思います、何かスケート以外特別な事をしている訳ではないんですけど、それに、男の人にそう言う形容は良いのか悪いのか、、あれですけど、かわいいと言われる事ももしかしたら好きじゃないかもしれませんけど、なんだろう、性格や内面から醸し出されるオーラなんですかね、本当に可憐な方だと思います。彼は人の心を浄化する能力でも持ってるのではないだろうか。ウリアシェフコーチが太陽のよう、と形容したのは有名ですが、要するにどんな人にもそう言う存在になる何か特別な資質を持ち合わせているのではないかと思います。彼を見て邪悪なこと考えらる人いるんだろうか、と思っちゃう。(夢女ではありません、念のため)

 

 

ディミトリー・アリエフ選手

赤い軍服風衣装着用から気になる存在ディミトリー・アリエフ選手
前髪気にしてる姿かわいくないですか?^^
演技中は笑ってる事はありませんが、練習中は笑顔も出たりして、笑うと優しい雰囲気がにじみ出て素敵でした。

 

 

男子の後はペアー、アイスダンスと練習は続き、途中で帰ろうかとも思ったのんですけど、せっかくのオールイベントパスだし、結局女子の練習以外は全て見てから帰りました。しかし初日から頑張りすぎたのかもしれない、、、と後々考えることになる笑

 

後半に続きます。