だいぶ大人のイギリス留学日記

University of Glasgow MSc 進学した人の適当日記です。

ミラノ旅行<その2>

 

 忘れないうちにミラノ旅行完結したいと思います。(ポートフォリオやらねば)

 

3/24(土)男子フリー

 

オリンピックのフィギュアを観てからなんか分からんけど刺激を受けて試合観に行きたいなー!!って思って、でもシーズンもう終わりか、、、って調べてたら最終戦がイタリア ミラノであるじゃあないかぁ!!

そりゃ行くよねーーー!!(ヲタクはフットワーク軽い)

イースター休暇はどこか行きたいなーと思ってて、友達がモロッコ行きたい、って言ってたんだけど、結局その計画もはっきりせず、、、それならもうイタリア行ってしまえー!!って。

でも最初チケット調べたらほぼ売り切れてたんですよね、それで、あ、これはもうい行けないなって思ったんですけど、数日後にまたアクセスしたら何故か大量にチケットが出て。(後ろの方ばかりだったけど)

何かの為に抑えておいたのが放出されたのかしら?ともあれチケット取れるー、って男子フリーとエキシビジョンだけ購入手続き。(SPは授業の都合上どうしても無理だった)

配送してもらうと国外だから高いので現地Box Officeで受け取りを選択しました。(結構受け取りも楽だったし満足)

会場の作りが良く分かってなかったので、上の方でも前の方が良いだろう、と思って1列目買ったけど、これは間違いだったな、と現地について思いました。

何故かって言うと一列目は座ってると柵で視界が分断されてしまうんです。

場所にもよるかと思いいますが、私の席はキスクラの上の方だったので、視界をものすごい動かす必要はありませんでしたが、なんせ上の方は無法地帯、演技中でもなんでも皆うろうろうろうろしていて全然集中できない、ので2、3列後ろの方がよかったかなーと思います。

エキシビジョンは審査員側天井部分でしたが、こっちは視線を左右に動かさないといけないので柵がほんとに邪魔で、失敗したなーと思いました。

もし次回ミラノであったら一列目は辞めようと思いました。

皆知っててそこ買わなかったから余ってたのかしら、、、と今さらながらに思う。

でもそんなに遠いとか選手の表情すら見えない、と言った遠さではなかったです。

いつももっと広い会場でコンサートとか試合を観たりしてるのでスケート会場は(会場によってことなるかもしれませんが)観やすいなーと思いました。

 

友野くん

基本この様に柵で視界が分断される笑
画像は友野くん。

 

グループ毎の紹介がめっちゃかっこいい、イタリア国旗カラーで彩られて1人1人紹介されて行くの良い演出だった。

 

グループ毎に選手の紹介があります

人が余りにも通るので大切な場面では柵に張り付いて写真を撮っていた
(周りもほぼそれやってた笑)

 

フリー演技前の順位は把握していたし、宇野君が新しいスケート靴で練習してて右足を痛めている事等はニュース等で観ていたので、宇野君の調子はどうなんだろうかー、とはらはらして初フィギュア競技観戦となった訳です。

アイスショーは実は行った事があって、アレクセイ・ヤグディン選手のファンだったので、彼の出演したアイスショーは何度か過去に行った事が笑

しかし、競技大会の緊張感たらないんですね、、、観てるこっちもすごい緊張しました。日本の3選手は来年の世界大会の枠取りの為に全員がものすごいプレッシャーだったと思います。そんな中、3選手本当に良くやり遂げたと思います。

もう感動しまくりでした。他の国の選手もやはりオリンピックの疲れからか、ジャンプミスが結構あり、(特に上位陣)オリンピックイヤーとはこんなにも過酷なのかと、選手の皆さんにほんとに拍手を送りたいです。(送ってきましたが)

 

友野君はほんとすごかった、彼の活躍なくしては3枠は取れませんでしたよね、宇野君も感謝を述べていましたが、どちらにしろ補欠で繰り上がっても今の日本のフィギュア界は誰もが実力があり、誰が出ても見劣りはしないし力があるんだな、と底力を感じました。

 

それで最終グループ。

コール前宇野君はうろうろ、集中してる時にうろうろするってどこかでみたので、きっとこれは集中力を高めていたのだ、、、(たぶん)

 

最終グループ

フリーの衣装素敵ですよね。
そしてスマホの限界を感じ一眼レフがほしいと思いました、、、。

 

宇野君コールされた時

宇野君がコールされた時。

 

スピードが速くて最初まともに写真撮れなかった、、、

宇野君6分間練習。

 

 

ジャンプ失敗で「あ!」って言ってしまった
ジャンプ失敗で転倒してたので、やはり調子は余り良くないのかなぁと心配に。

 

 

 SPで5位、巻き返せば表彰台に立てるかも、って時でしたが、無理はしてほしくないなーと言う気持ちでした、この時の転倒を観たら。

背負うものが大きすぎるー、でも今まで羽生くんの影に隠れていたけれど今回はそうも行かないし、今後のこと考えたらもうこう言う場面は往々にして増える訳だから、宇野君も越えていかねばならない試練の場なんだなと。しかしスポーツ界は若くして大きな重圧を背負う事が多く、自分で考えたら二十歳そこそこでこんな国の威信を背負って戦うとか考えられないなと思って。気負わずやれという方が無理な話、プレッシャーがない訳はない、彼は普段ひょうひょうとしてるように見えるけど、精神的な圧はあったろうなーと思います。刑事くんにしたって友野くんにしたって本来の自分の力をこんなに重要な大会で100%出せって言う方が無理だと思う、ほんと滑ってるだけで私は尊敬します。

 

宇野君はテレビ放映観た方はご存知かと思いますが決して良い出来ではありませんでしたが、こんなに感動した事もないな、近頃、、、っていう程感動しました。あきらめないで後半ジャンプを3つ成功させて、最後のポーズでは足ががくがくする位疲労していました。後半の気迫すごかった、そして観客がまた彼を後押しするんです、ジャンプを何度も失敗しても拍手を送り続け、彼を励ますように何でもない所でも大きな拍手を送っていたのです。私は競技大会を観に来た事がないので、これが普段も行われる行為なのかは不明ですが、いや、でもテレビでもこんなに拍手が巻き起こってるの聞いた事ないかも。それだけ宇野君は観客に愛されてるんだーと感じました。応援したくなるんですよねー、宇野君、、、こう、なんていうか、子リスみたいな感じで、、、庇護欲が笑。

イタリアの観客の皆さん(日本人も沢山いましたが)は温かいなぁと思いました、宇野君はあの拍手に励まされたのではないでしょうか。

宇野君の後ボーヤン・ジン選手もほぼジャンプ失敗してたんですが、後押しするように拍手と歓声がすごかったんです。観客の声援が力に変える、と言うのはこういう事なのかと、ほんとに実感した大会でした。

しかしオリンピック後と言う事で皆さん大分お疲れだったのか、上位陣はネイサン以外はほぼジャンプ失敗してましたね、、コリヤダ君も失敗してたし、4回転時代に突入して難易度は上がっているし、失敗した時の減点も大きいのでなんて大変な時代が来たのかと、、、。

来季はルールがまた改正されるようですが、改正悪とならない事を祈ります。。。

分数が減るのは選手にとってはどうなんですかねー、慣れ親しんでいる分数から減らすというのは調整が狂うのではないかしら。

宇野くんはルールに従うまで、とプレカンで仰ってましたが、また来季の試合がどうなるか注目ですね。

 

四方礼した後スクリーンに顔のアップが映し出されたんですが、涙が頬を伝っていたのですよ、、、「な、泣いてるぅううう(TωT)」とこっちまで感極まってしまいました、、、。色々不本意だったり悔しかったりもうぐっちゃぐちゃだったんでしょうね、、、でも素直に涙が流せるのって素敵な事だと思います、どんどん私みたいに汚れた大人になると涙を堪えたり我慢してしまう事が多くなってかっこつけてしまうけれど、きっと涙って人を浄化する効果があるから本当は我慢しないほうが良いんだと思うの、頑張った人の涙は全然かっこ悪くなんかない。だから宇野君の涙は流したって良いんだよ、と言いたい(誰)。

 

みほこせんせとの抱擁

 

みほこせんせとの抱擁はほんとに心温まる、、、お疲れ様でした、お疲れ様でした。

キスクラの上はキスクラがよく見えそうで見えないです。席についてしまうと全然見えない、でもスクリーンに映し出されるので問題なし。

 

イギリスに帰って来てからもこのフリーの演技何度も観ています。スポーツとは人に勇気と感動を与えるとか陳腐っぽい言い方だなと思う事もあるけど、ほんとその通りなんだよなーと思いました。元気がない時とか落ち込んだ時この映像観たら頑張ろうって思えると思う。宇野君は本当に真摯にフィギュアスケートに向き合ってるんだなと思いました。日本に帰国してもアイスショー等に出演するようなので、足は休ませなくて大丈夫なのかなーと思いますが、きっと彼なりに調整していくでしょう。スケート選手は足に怪我をすることが多いかと思いますが、それが致命的なものだと選手生命に関わる事もあるので大したことないと仰ってましたが、きちんと治してほしいなーと思います。。。。

 ともあれ。

 

宇野昌磨選手2018年世界大会銀メダルおめでとうございました!!!

そして今シーズン大会は全て終了、お疲れ様でした!

 

 

宇野君の使ってるスケート靴の会社の広告

会場はISUのブースや靴会社のブース、イースターが近いせいか
チョコレートのブース等が出ていてにぎわってました。

 

 

大会パンフ

1部€5。ケチって買わなかったら最終日出口で「Free!!」になってた笑
1部だけ頂いて来ました、ありがとうございました。

 

 

 

3/25(日)エキシビジョン

 

午前中は美術館とか行ってからまたAssagoの会場に。

Assago市内から近くて行きやすくて良いですよねー、周りに何もないけど。

市内乗り放題の切符で行くとAssagoは市内じゃないので罰金取られるというのをTwitterで見たので、市街まで乗り放題の切符を買いました。乗り越し清算出来ないのってちょっとひどいですよね、、、海外から来てるお客さんも多いのに罰金取りまくっててなんかそれはないよなぁ、と思いましたけど。

しかし日本のスケートファンは世界中の経済回してるなぁと思いました。

日本人ファンが圧倒的に多かったのではないでしょうか。

地元や他の国から来てる方ももちろんいますが、日本国旗の数と言ったら、、、すごいですよね。選手たちもホームのような気持ちになれるのでは。

 

フィギュアスケートの選手たちって同じ遠征を重ねたりアイスショーで一緒に過ごしたりしてるせいか皆仲良しの印象がある。浅田真央ちゃんが現役だった時も色んな国の選手と交流して写メ撮ったりしてるの印象に残ってるので、きっと長く同様の競技で顔を合わせてると親しい仲間であり友人であり、ライバルであり、、、となるんでしょうね。宇野君は他の国の選手と誰か仲良しがいるのでしょうか。早く楽しく絡める仲良しが出来ると良いね!(いたらスマンです)

そんな訳でエキシビジョンは終始ホンワカムード、皆大会終わった安ど感と開放感に包まれてる感じでした。

エキシビジョンはアイスショーに近いというか、ほぼアイスショーですよね。競技が終わった選手たちはリラックスしてるイメージがありますが。今回気になったのは男子は白シャツに黒いパンツが多すぎたぁぁ、、、、宇野君も白シャツ、黒パンツなので、最後の選手全員でわーってなる時ちょっと戸惑ったよね、、、笑

 

世界の旗の中に日本があるのは不思議な気持ちになる

 

 コリヤダ君はフリー後、総合3位に、すごくうれしかったんだろうなーと言うのが顔に出ていて、ずっとにこにこしててかわいかった。来季も益々の活躍を期待しています!

 

コリヤダ君

コリヤダ君も白シャツ笑

 

 

新葉ちゃん

新葉ちゃん、全然ちゃんと撮れなかった( ;∀;)

 

 

ザキトワちゃん

sexy過ぎるティーンエイジャーザキトワちゃん☆

 

 

ミーシャ

ミーシャのエキシビジョンかっこいいよね。

 

知子ちゃん

知子ちゃんもさっぱりまともに撮れなかった( ;∀;)

 

 

宇野君

スタンバイ位置で前の選手にぱちぱちしてる宇野君

 

 

一眼レフください

See you again 選んだの神かと思ったもんね
(Wild Speedヲタクなので)

 

基本お尻側なので

基本お尻が主でしたが満足です。。
拍手の仕方が基本かわいい。

 

楽しそう

クライマックス!

 

巻かれたアワアワで滑れないスケーターの皆さん

巻かれた物に苦戦する選手の皆さん

 

チームイタリー

他国の選手が引き上げた後チームイタリーだけで撮影タイム、アンド場内を回って握手したり観客と触れ合いタイムしてました。自国開催は誇らしい事なのですね。

 

 何かあっという間に終わってしまいました、フィギュア観戦、でも楽しかったです。

日本では中々チケット取れないので案外海外の方が気軽に観に行けるのかもしれません、前の方の席はそうはいかないでしょうけど、私はお高い席では入れないので上の方から眺める位が丁度良いので席選ばなければ観れる事もあるんだなーと。

遂に現場デビューしてしまったので、来季もヨーロッパで試合がある時で宇野君が出るときは観に行けたらなーと思います、、、なんか日程が微妙に忙しい時期と重なりそうだけど、、、、1回位行けたらいいなぁ。

 

私は今シーズンのトゥーランドットの前の「ブエノスアイレス午前零時」が一番お気に入りだったんですけど、今シーズンそれがトゥーランドットに書き換わりました。

彼が年々成長しているのだから、毎年お気に入りは書き換わるのかもしれないけれど。

 

フィギュアはスパニッシュが合うんですよねぇ、、、、宇野君にはアランフェスとかマラゲーニャとか、、絶対かっこいいと思うけどなー、絶対着ないと思うけど全身赤で黒の縁取りの衣装で、若しくは緑の衣装で黒の縁取りで(完全に自分の趣味)。男子がカルメンで踊るのも良いかもしれない、、、はぁ、夢広がる(勝手に広げている)

 来季はどんなプログラムと曲を持ってくるのか、楽しみです。

 

留学日記とは全く関係ない日記になってしまいました笑

 

ではまた。