だいぶ大人のイギリス留学日記

University of Glasgow MSc 進学した人の適当日記です。

大学ランキング

毎年大学のランキングが発表されますが、今年も発表されました。

これはGuardianの大学ランキングで英国内のみのものです。

 

www.theguardian.com

 

卒業したばかりのKingstonはここ数年ガンガンランクを上げていてびっくりします。

一昨年は50位でBest 50に入った!って大学が喜び勇んで報告してたんですが、昨年は48位、今年は40位とじわじわ順位を上げています。

何かに特化した大学ではないので、とにかく学部が多いんですが、Kingstonの大きな評価はアート&デザインとスポーツ科学の分野が高く評価されているのではないかと思います。

 

アート&デザインは前にも触れましたが、ファッション、グラフィックデザイン、イラストレーションなどが高く評されていて、芸術大学としての評価がだいぶ高い。

インテリア、プロダクトデザイン、建築なども評価が高く、全体的にアート&デザイン学部は大学の大きな売りでもあるのです。

力を入れてる分、学生の評価もそこそこ高いんではないかと思います(意見は多々あれども)。

私はリサーチ系なのでクリエイティブが専門ではありませんでしたが、興味があればどんどんできる環境で、実際私はテキスタイルプリントや写真などを独自でやり、それに対してのスタッフの協力は大きなものでした。

やる気があれば何でもできるしスタッフは協力してくれる、この体制が確立しているのは大きな特徴だと思います。

他の大学では分野や専攻が異なるとスタジオに入ったり作業したりを許可してくれない所も多くあると思います。

Kingstonの良いところは全ては自分のやる気にかかっている、というところだと思います。

このまま評価が上がっていってBest10とか、、、何十年か先に入れるでしょうか笑。

日本ではあまり知られていませんが、中国や韓国ではアート&デザイン分野では有名な留学先で、卒業するとかなりの評価を得て就職にも有利だと聞きました。

日本もいつか知るところになると良いですね(棒)

 

これからお世話になるUniversity of Glasgowは12位(!)スギョイ。

昨年は14位なのでこちらも順位を少しあげてますね。

大学ランキングは大学にとってはとても大事だと思います。このランキング結果などを参考に進学する学生もいるからです。

行くからにはランクの高い、学生の満足度が高い、設備も整ってて先生も良い、環境も良いなどのメリットがある方が良いわけで。

ランキングなどの評判により、進学してくれる生徒が増えるか増えないがかかってたりするので発表の頃はCambridgeやOxford以外の大学は(大抵この2校は上位を毎年争っている)戦々恐々としてる所もあるでしょう。

世界ランキングもまぁ大事ですが、イギリス国内でどれくらいの順位か、というのがイギリスの大学にとっては一番大事なのではないかと思います。

イギリス国内のランクが高ければ海外での評価も同様に上がるのは間違い無いのですから。

 

Glasgowは英語圏では4番目に古い大学でノーベル賞受賞者を7人も輩出、wikiによれば、獣医学は世界的に高明、歯学、医学はイギリスで最高位だそう。

世界的に有名な学部に入学する訳でもないのでその世界有数のコースの凄さを知る事はないとは思いますが、きっと構内にはその学部や院にいる生徒も沢山いて、優秀な頭脳が集まってるんでしょうなぁ、、、知り合う事もないだろうけど。

世界的にも有名なこの大学、これから色々知って行くことがあるかと思いますが、たった一年だし、大学院はアホみたいに忙しいと言うしどれだけ理解し、堪能できるか分かりませんが、一年間コロナに負けずに頑張りたいと思います(閉鎖だけはしてくれるなぁぁ)。

 

私の所属はSchool of Culture and Creative Artsで、美術史の数あるコースの中のひとつで、どちらかと言うとキュレーターとかそっち寄りの勉強になるかと思います。

アート系はグラスゴー美術学校があるから、そっちのが有名ですよね。

私のコースも一部その美術学校と一緒にやる、もしくは美術学校での授業になるモジュールがあります。

Glasgowはアートでも有名な街ですから、授業もどんな物になるか楽しみです。

昨日大学構内を散歩してきましたが(室内は入室できないため庭やカフェに)、本当にハリポタの世界だわぁ、と思って帰ってきました。

 

(あ、ロンドンからの引っ越しは先週土曜日に完了しています)

 

 

University of Glasgow
グラスゴー大学の中庭

 

Kingston大学は新しい大学なので、建物もゴシック建築とかみたいな雄大さや建築の歴史を感じるものはなかったので、Glasgowは「おー、これが歴史ある大学というものかぁ」と思いました。

OxfordやCambridgeも観光で街を訪れ、大学も見学しましたが、あれらの大学も本当に優美で美しい建築ですよね。

何ていうかもう、いっそ城?城では?って言う外観。

Glasgowもいっそ城ですよ、本当。

古くからある大学は皆構内に教会がありますが、ここもご多分にもれず教会がありました。

立ち入りはできませんでしたが、いつか見てみたい。

 

歴史があり歴史的建造物を有する大学に通ってみたいなーと思う夢みたいのは実はありました。歴史が好きだと美術、宗教、建築等も含め大好き大好きっ❤️てなるのが世の常(知らんけど)、私はキリスト教関連の建築や美術なども大好きなので、古い建造物が大好物なのです。

 

Glasgowに進学を決めたのは勉強するコースもさる事ながら、歴史ある大学に行ってみたい、と言うのも決めたポイントの一つです。

WestminsterとGlasgow、どっちに行こうか悩んだんですが、もうロンドンはええか、と思って地方に来てみた訳なんです。

ロンドンは楽しいですよ、なんでもあるし美術館、ギャラリーも沢山あり、アートを学ぶ人間からしたらもう天国、石投げれば美術館!みたいなところですからね。

ロンドンでのアートシーンだけ知ってても、イギリスアートシーンを全て知った事にはなりません。

イングランドにずっといた訳ですから、今度はスコットランドも見てみなくては、って思っちゃって。

正直好奇心というか、それだけなんですけど。

 

雑。

 

知り合いも誰もいない所に生活を移動するっていうのは中々ハードで不安な気持ちもありますが、3年前にこの国に来た時もそんなに知り合いもいなく1人で生活をスタートさせたんだから、何とかなるだろう、と言う楽観的な気持ち(常に適当)。

しばらくは人と接する機会がスーパーのレジの人達くらいだろうけど、初のスコットランドでの生活を楽しみたいと思います。

 

街をぶらついてみたけど、思ったより好きかもなぁ、とここ数日では感じています。

来週からはオンライン授業が始まりますが、早くFace to Faceも解禁になる事を祈っています、、、、

とか言う前にオプションモジュール早く決定して(まだしてない)、VISAの発給はいつになるの?(Biometricでつまづいている)などの不安材料がありつつですが、出来ることからやって、いきまーす。

ではまた。