だいぶ大人のイギリス留学日記

University of Glasgow MSc 進学した人の適当日記です。

すっかり冬

サマータイムも終わり、ぐっと冷え込み、ぐっと日が沈むのが早くなった、イギリスの一番嫌な時期が始まってしまった。

イギリスは冬は特に天気が悪くなるので、お日様に飢えてしまう、、、そして薄暗いところで暮らしていると精神的に病んでいくので、、イギリスの冬はあんまり好きではなりません。早く春が来ます様に、と祈りながら日々過ごす事になります。

いやしかし、春が来たらもうほぼ大学終わりじゃねーの、、、、って恐ろしさはありますが、、、、。

 

さて、フランス旅行ですが。

 

GPSフランス大会に行っていましたが、ご存知の通り宇野くんは絶不調でした。

色々考えたのですが、文字に書くとなんか陳腐で、そして他人事な様で、うまく伝えることは出来ないし満足もしないな、と思い、フランス大会のことを詳しく振り返るのはやめることにしました。

 

フランス大会直後スイスのステファンの所に行くとインタビューで行っていたので、賢明だしこれで少し立て直せると良いなと思っていました。

何せ、フランス大会は狭い会場で、宇野くんがボロボロと流す涙をまぁまぁよくよくみてしまった、いや、見えてしまったので、ああ、こういう顔はあまり観たくないなぁと思ったし、そして観ていたファンはまぁまぁ泣いてました。

 

GPSロシア大会では復調の兆しが見えたし、やはりコーチは大切な存在、と気づいた宇野くんはきっとこの先の道をきっちり見据えたと思うので、全日本選手権まで時間があるし、楽しみに待ちたいと思います。

 

本コーチを誰にするかはまだ明言してませんが、できればステファン・ランビエール先生でこのまま行って欲しいと思います。

幼い頃から接していたし習ってもいたから、気心も知れてるし、何よりステファンの人柄と優しさ、あれが一番宇野くんの性質や性格に合ってるのではないかな、と思います。

ずっと美穂子先生や満智子先生に温かな愛情で育てられて来た宇野くんなので、優しくて懐の深い先生が合っているのではないかなって思います。

まぁこれは私の勝手な希望なので、宇野くんがどう判断するかは分かりませんが、自身の性質に合った先生を選んで欲しいです。

 

フランスにはスケート以外にも楽しみにして行ったので、個人的には楽しい旅でしたが、宇野くんのスケートを観てこんなに複雑な気分で帰って来たことはなかったです。

でも、ロシア大会も終わり、何となく復調の兆しが見えたので、フランス大会の事はちょっとだけ触れておきます。

 

フリーの時はほとんど写真とか撮ってなかったと思います、それどころじゃなかったと言うか、、、、。

なので、SPの公式練習の宇野くんだけちょっと上げておきます。

スマホクォリティです😂

 

宇野くんSP公式練習その2
SPはこの衣装で継続かしら

 

 

宇野くん、SP公式練習

いつも背中を追ってしまうのであった、、、。
宇野くんは沢山の背負うものがあると思うけど、自由にどこにでも飛んで行って欲しいものです。

 

フランス大会は客席の声援が話題になってましたが、本当にすごかったですよ。

私も大きな声で声援を送ったり、拍手したり、会場によって雰囲気が全然違うので菅、フランス大会はあったかい感じでしたね。

宇野くんはとてもとてもフィギュアスケートファンに愛されてると感じました。

その愛が、宇野くんにも伝わり、世界中に自分のファンが居るのだと改めて感じた様なので、その部分でも良かったのではないかなーと思います。

美しいスケートとひたむきな姿は誰もが愛さずにはいられませんよねぇ、、皆宇野くんの涙に呼応するかの様に声援を送っていたのは印象的でした。

日本人だけじゃ、そういった空気は生み出せないのよね、海外ならではなんだと思います。

私の観戦はここで終了ですが、まだまだ全日本、世界選手権と続くので良い環境で良い練習ができてたら良いなーと思います。

 

 

そして、私の旅は。

 

ボルドーやリヨンも行って来たんですが、とりあえずグルノーブル美術館のことだけとりあえず。

 

まずピカソ展。

 

かなり大々的な規模でパリのピカソ美術館からだいぶ作品が来ていて非常に良い特別展でした、これ行けただけでも宇野くんには感謝したい。

この特別展は特に戦争になる前、戦時中、戦後に焦点を当てていて、ピカソが戦時中どの様に過ごしていたのか、や、どの様に感じていたのか、など、あまり今まで観た展覧会とは違う切り口で、非常に興味深かったです。

 

ピカソ氏
ピカソ

 

ピカソのミューズ、ドーラ
ピカソのミューズ、ドーラ

ピカソ氏の発想のとんでもなさ
子供の頃はヘンテコな絵だと思ってた

 

グルノーブル美術館は侮れない、とネットで調べた時に書いてあったので、どんなもんんなんだろ、って思って行ったら、侮れないどころかすごい美術館でした。

 

そして常設展。 

 

常設展もまぁすごかったですよ本当に。中世絵画からコンテンポラリーまで幅広いし、印象派もあるし、アングレもあるしロダンラ・トゥールも、モディリアーニも!ジャコメッティも!!ウォーホルも!!!!何じゃこりゃあああああ!!!!

みたいなコレクションでした。

そして日本と違ってガラ空き、、、、心行くまで堪能できます、、、。

 

 

ルノアール
皆大好きルノアール

 

 

ルーベンス

写真じゃ伝わりませんが物凄いでかいルーベンスの絵。
壁中がルーベンス!!!


 

ヨーロッパは本当にすげぇよ、、、イギリスもそうだけど、小さい町にもちゃんと美術館があって、しかもコレクションの質が普通じゃない、、、、。

 

ちなみに時間がなかったのでエジプト、ギリシャ部門は見られませんでしたが、イギリスで言うところのナショナルギャラリーと大英博物館足して4分の1にした感じかなと思いました(訳わからんすな)。

 

やはり芸術の国はすごい、、、、。

グルノーブルはまた行きたいです。

来年からフランス大会は場所が変わってしまう様なのでスケートでは行けないと思うけど、また行けたら良いなぁ、いい街だった。。。

 

フランスはご飯も美味しいので日本食ばかり食べてました(?????)

イギリスのなんちゃって日本料理に比べるとクォリティの高さは美食の国として名高いフランスならではなのだなと感心しました。

次はルーアンとか行きたい、、、、モネが沢山描いたルーアン大聖堂は絶対日本に帰るまでに観たいぃぃ。

野望は高まるばかりです、、、、。

 

しばらくは卒論と課題に集中します!!!(と言いつつロシア大会もNHK杯も時間が合えば見てましたw

 

起承転結もなく終わりますw

ではまた。