だいぶ大人のイギリス留学日記

University of Glasgow MSc 進学した人の適当日記です。

自主性とは

日本的に言うと「2学期」が始まってから2週目に突入した。

昨年と引き続き同様のモジュールをこなし、ひとつのモジュールはポートフォリオ提出期限まで先週の授業を最後に自由学習(つまり授業がない)となった。

 

これを受けて他のコースメイトである。

その授業は木曜日だったんだが、それが事実上授業がないとなると我々のコースは週2しか授業がないと言う事になる。

月曜、火曜のみ。

 

「解せない」

 

コースメイトが言った。

授業料払ってる割には授業数が少ない、その上何にもかもがぼんやりしている。

もっと授業増やしてくれんものか?とチューターに確認していたが、結局のところ、やりたいことがあれば自主的にワークショップや個人授業(有料)に申し込め、とのことなのであった。

 

この国得意の「自主性」である。

 

「こんなに授業料払ってるのに更に払えと?」

 

皆全く納得が言っていない。

 

我々留学生より授業料の安い国内学生でもイラっとするのだから、さぞかし私もイラっとしてるだろうとお思いでしょうが、私は「ラッキー♪」位しか思ってなかったりする。

正直レクチャーの前には読まなきゃいけないアーティクルや文献もあり、それも結構大変、そしてアセスメントの際は3、4のエッセイ、プレゼンが発生し、今期はエッセイが2000文字に増える。それもリサーチや文献探し等もあるし英文を大量に(当社比)読むストレスと言ったら半端ない。

 

それに私は英語とドイツ語も取っているし、皆が週2しか授業ねーよイラァ・・・・としてる所私は他の語学の授業とかでも宿題や課題に追われている為、あまりヒマ、やる事ねえ、金返せ、とは思っていない。

 

イギリス人は何故母国語だからかしらんが他言語を勉強しようとしないのだろうか。

前期ドイツ語を勉強していた時も、1人もイギリス人はいなかった。

他の語学コースにはいるのかもしれないけど、無料なのに、皆受けねーのか、、、と不思議におもう。

そりゃあ天下のイギリス英語ですから?どこの国に行っても英語通じるし生きてイケるとか思ってるんでしょうなあ、、、

 

日本じゃそうはいかないぜ?

 

まだまだ街中で英語で話しかけても逃げてしまう人たちばかりよ?

英語通じねーのかよ!!と怒る前にあいさつぐらい覚えて行こうぜ?みたいな事なんだよねぇ。

 

いいよねー、母国語英語の人って呑気で考えなしで^^

 

「語学とかやってみたら?」と私は提案してみたが、全く気ノリがしない様子。

他言語を勉強して習得する難しさ、大変さを知りやがれよ^^

って思うけど、大変なのわかるからやりたくないんだろうけどなー。

 

「自主性」っていう言葉も良くも悪くも適当だなって思うようになったよね、この国に来てから。

自分次第でって言うのは確かに大切だけど、若い彼らにこれからどうしていけばいいか、と言う指針を指し示してあげるのも大人の役割なのではないかと思うんだけどね。

実際どうしたらいいかわからない子も多いお年頃な訳で。

 

私は汚れ切った大人なので、吸い取れるものはなんでも吸い取るぜ!!位の気持ちで語学も勉強しているし、無料のone to one も予約したりしている。

勿論本コースには何ら関係もなく、卒業に関わることはないけれど、自主性を持って語学の新たなるスキルアップを目指している訳である。人生何が起こるかわからない、出来る事はなんでもやろうじゃないか!と思ったのも年齢を重ねてから思う事なのかもしれない。

 

多分彼らも数年経ったら「やっておけばよかったなー」と思う事もあるでしょう。

でもそれが若いって事なのかもしれないね、時が経たないと実感したりわからない事もあるからね、、、、(自分も若い頃はテキトーだったし)

 

今期も中々愉快です(真顔)

 

さておき。

先週誕生日を迎え、友達に韓国料理屋で祝ってもらいました。

いつものメンツです。

年齢を重ねても祝ってもらえるのは嬉しいものですね、いつも一緒に遊んでくれる皆には感謝しかないです。今年の6月には2人大学院を修了して帰国してしまう、、、寂しい、、、

留学は出会いと別れの繰り返しですね。

悔いなく人と接しなくては。